髭ちゃんを見に高崎へ行ってきた。

高崎は、はるか10年以上前にスカパラを見に行った時ぶりなのだけど、そしたら、なんと髭ちゃんのライブ会場の数十m先の立派な会場でスカパラもライブだったという…笑
しかも、私がライブ見に来た時と同様の高崎音楽祭の一環としてのワンマンライブだったらしい。なんなんでしょ、この奇遇な感じ。


Iちゃんが車を出してくれるということだったので、今回は車で高崎へ。出発地点が都心から離れていた場所ということもありましたが、一時間半ぐらいで高崎に到着。近いのね。Iちゃんありがと。車で正解だよ。

曇り空の中、とりあえず高崎散策。でも一番最初に行ったのは本日の会場のClubFLEEZ 笑 会場確認は重要ですから。

会場確認した後は、その数十m先の群馬音楽センターへとりあえず行ってみた。
スカパラの物販の準備が中でされているのを確認しましたよ笑 この辺の風景には見覚えがあった。なつかしいなぁ…

Fleezに再び戻り、荷物をコインロッカーに入れられるかなぁ?と確認の為、会場のある地下に下りてみる(会場は地下1階なのです)

一人階段下りて、右の方を見てみたら、人が一人ベンチに座っていて携帯をいじっているのが目に入る。ん?高崎の眼鏡男子?と思ったけど、それは間違いでした。

斉藤さんでした笑

慌てて上に戻り「サイティーンがいる!」とお二人に伝えた後、Iちゃんがもう一度ロッカー探しにトライ。スタッフの方がいたので聞いてみたら、会場準備が出来てからロッカー使えますと丁寧な対応して頂きました。

Iちゃんが見た斉藤さんは、煙草吸いながら携帯いじっていたらしいです。

サイティーンとの遭遇の後は、向かいのスズラン百貨店にて北海道物産展を見る。何故にここまで来て笑
 
ぐるっと回って駅前へ。そこで偶然、髭ミクさん親子とも遭遇。うわーい、久々ですー

高崎はスパゲッティが有名という事前情報を得ていたので、駅ビルでスパゲッティを決めたあとはぶらり高崎散策。といっても散策する場所もたいして無かったので、いきなり高崎でGAPを見るとという笑

そして、再び、会場向かいのスズラン百貨店の北海道物産展を見に行くという笑 パスタでお腹いっぱいだったはずなのに、そこで試食もしまくる私とIちゃん。いやーおいしかった(既に何目的で高崎来たのか不明になりつつある)

あ、ラスク買い忘れた!

そんなこんなで会場時間近付いてきたので、再びFleezへ。Fleezって会場前にロッカーに荷物を入れられるし、建物内で待てるから、ライブハウスの中でもかなりいい方でした。

ところで、私とIちゃん、27日の埼玉の髭ちゃん(まだ行くのか)のチケットの番号がすごくいいんですよ。なので、気持ちは私達のツアー最終日の埼玉!最前列狙うのも埼玉!本日のフィリポの写真にばっちし写ってやるのも埼玉!だったのですが、実はその一つ前の高崎もかんなりいい整理番号だったんですよ。
埼玉に気を囚われ過ぎて、高崎のことすっかりに見逃してました笑 というわけで、整理番号呼ばれて中に入ったら、最前列が空いていたので、須藤さん斉藤さんの間のバーをがっちり掴む。予想外の事態にちょっとどきどきの私とIちゃん。それもこれも高松で一緒にチケットを取ってくれたくるり友達のおかげです…ありがとーーー!

つうわけで最前列。Fleezのステージも思ったより広さがあったのですが、でも、かなり近いです。セットリストも見ようと思えば見れてしまう位置だったので、見ないように必死。

そこでMiraclesかかった瞬間の緊張を想像して動揺したりしているうちにリアルにかかるMiracles。

そういえば、私の位置から下手奥にある楽屋が見えたのですが、その時にちらりとしましまが見えました。またしましまなのね、須藤さん。

出てきた斉藤さんの細さに衝撃を受ける。何度も見ているけど、改めて細く感じた。青のVネックの長そでを着ていたのだけど、寒色が更に細さを助長させてましたね。

1曲目がWe are H.i.G.E.! この曲が好きなのでうれしい(京都のアメニウタエバもそれはそれで嬉しかったですけどね)最前列なくせに踊りまくる私。意外に踊れるものです。そういえば、フィリポが後半「ウィーアーエイチアイジーイー!」と立ちながらいい笑顔で歌ってましたよ。

最前なんだけど、須藤さんの歌があんまり聞こえないということになってましたが(風邪引いていたらしいし)、目前で音が聞けるという贅沢な状況にただただ楽しむだけ!
後ろにいて踊りまくるのも本当に楽しいが、やはりメンバーが近いのは嬉しいし楽しい!ミーハー心満載なもんでね笑

須藤さん、しましまのシャツに下はグレースウェットだったのだけど、右足ふともものところに、すごい大きなシミがあった。醤油がソースをこぼした感じのシミでした。今回は最初にサングラスをして登場したけど、そのあとはほとんどサングラス無でしたよ。

斉藤さんのにやりとするタイミングが本当にわからない。今回も黒にそめろのイントロではりきって手拍子。最初はお客さんに向かって叩いていたけど、片足上げて横の壁に体を向けて叩くUK氏。そして見上げて天井に向けて叩くUK氏。
客席はこちらですよ。

最前列でしたが、思ったよりかは押しは少なかったです。でも、後半は背中の圧がすごかったけど。隣の人がステージに片足をかけていたので、私もそれを真似て、右足をステージにかけてお腹にバーが食い込むのを阻止してみました。それをしないと先ほど食べた試食がね、口から再登場しちゃいそうになりそうでね笑

でも、いつもより下半身が固定されているんで、もう頭を振るのがメインになる踊り方。普段しないヘッドバンキングですよ笑 

須藤MC「人生初高崎だよ。高崎に着いた時、あまりの近さに『なんで今まで来なかったの?』って聞いたよ」と、初めての高崎をかなり強調していたのだけど、その後、宮っteaが「高崎で生まれました」と言ったのを聞いて、須藤さんは知らなかったらしく「そうなの?それはちゃんと言ってよ!」と笑

茨城出身のフィリポに須藤さん、埼玉出身のコテさんに、埼玉出身の斉藤さん。なので、同じ北関東でなじむという話もしていた。埼玉は北関東なの?となったけど、斉藤さんは「俺は北関東だと思ってる」と言い放ってました。駅前の雰囲気とか似ているらしいよ。

最初の方に客席から「須藤さーーん、かっこいいーー」の声が上がり、その後、続々と宮っtea、斉藤さん、フィリポと続々と呼ばれたのだけど、フィリポーと呼ばれた後に須藤さんが続けて「ほら、四人呼ばれちゃって一人残ってるよ。誰か言わないと」と言うことを。なんていじわるな…苦笑 というわけで、「コテさーーん!」と叫んでみたよ! 特に反応ありませんでしたが…笑

高崎といえばBUCK-TICKBOOWYの出身地だよねという話の後に、須藤さん「斉藤くんは布袋さんよりギターはうまいよね」と言われ、客席からおおーという歓声が上がったのだけど、「俺、一応ギタリストだから」と言いつつ、「ギターはうまいです」と斉藤さん。

本日は嘘とガイコツとママのジュースが無かったなぁ。アンコール前にセットリストを見てみたら、それに思いっきり線が引かれていました。ちょっと聴きたかったなぁ。

中盤には久々に聴くハートのキング。ハートのキングは染みるなぁ。中間部分の斉藤さんのギターが鳴り響いている中に、叩きこんでくるドラムのリズム。
音が徐々に大きくなるにつれ、胸にぐっとくる。そして、そこから須藤さんのギターの音が浮かび上がってくる。その瞬間の気持ちはいつも何とも言えないのです。思わず、手を合わせて音に集中。

D.I.Y.H.i.G.E.では気分がすごい上がる。浮気のフロアー時のミラーボールタイムがまたまた長くなってましたよ笑 電気も停電みたいに消え、光っているのは機材の灯り。そしてミラーボールがくるくる回る(でも、光が弱かったけど笑)声もエフェクトかけまくりでしたねー。

ハリキリ坊やでは、最前にも関わらず飛び跳ねた!やれば出来る!(そして、回りに迷惑)でも、ハリキリのこの音で飛び跳ねられずにはいられないっしょ。

そういえば、どこかの曲の中間で、宮っteaが入りを若干間違えて思わず笑ってしまってました。そして、ダーティーでも須藤さん、ギターで入り損ねていたよ。あいかわらずだなー。

須藤MC「高崎は寒いね。三日前ぐらいの長崎では外で半そででお酒飲んでいたのに。戻ってきたら寒くて風邪引いちゃったよ」という話から、須藤ダイアリーにも書いてあった酔っぱらいのおばさんの話。目がもうこんななっちゃってて、と言って、寄り目にする須藤さん。

斉藤さんは27、8歳ぐらいとそのおばさんに言われたのに、フィリポは「39才」と言われ、しかもトドに似てると言われたらしい。「うれしくないよねー」とフィリポ笑 その話をし始めた時に、「あーあのおばさんか!」的に素で言う宮っtea。

あと、フィリポと宮っteaはレモンサワー兄弟らしい笑 「しぼるの疲れるけどね」と言ったフィリポだけど、その後立ちあがって、手を上げレモンをしぼる真似。そして、しぼって肘から垂れているレモン汁のを入れるらしい笑 そんなフィリポmixレモンサワーって。

宮っteaはワインを飲み過ぎて「不都合」な状態になったらしく、須藤さんが背負って帰ったという話も。打ち上げばかりしていて何故にそんな状態になるのだか笑 須藤さん「宮川くんがそうなっちゃうといっつも同じことしか言わなくて、『須藤、…わりぃっ』としか言わない笑」 宮っtea「斉藤さんが『俺がそばについてるよ』って言ってくれたんだよね」でも、「…わりぃっ」としか言わない宮っtea笑

フィリポは今回ジミヘンの顔がプリントされたTシャツを着ていのだけど、須藤さんによると首から上に付いている顔はおまけで、本当の顔はそのお腹にあるジミヘンの方らしいです。フィリポをやっつけるには、そのお腹の方を狙えばいいらしい。なんとも適当なことを言ってるんだか。

アンコールで、斉藤さん、宮っtea、フィリポの三人が登場。フィリポが「日記用に写真撮らせてください!」と言って私たちの目の前に!!うわわわ、フィリポが近い!と思っていたら、斉藤さんもいらして、斉藤さんの後頭部が私たちの目の前に…。頭を掴みたい衝動にかられましたが(実際、そんな手付きを本当にしましたが)、なんとかその衝動を抑えました笑
ところで、斉藤さんの青いシャツって、薄いニットっぽいやつでしたね。菱形の模様っぽいものが入ってました。フレッドペリーあたりで売ってそう。どちらにしてもライブには不向きな服だと思いましたよ。

撮影後にIちゃんと二人で、写真を撮ってくれたスタッフに向け「ありがとうございまーす」と普通のトーンで口々に言っていたら、自分の定位置に戻ろうとしていた斉藤さんが振り向き、私達に向かって「ありがとうございます、ありがとうございます」と言ってくれました。いや、斉藤さんに言ったつもりは無かったんですけど笑
あまりにもそれがさらっと普通に起きたので、その後の曲中に「…あれ?私、さっき斉藤さんにありがとうって言われた…?」と再確認しちゃいましたよ。

そういえば、須藤さんが今回のツアーテーシャツ(白)を着てアンコール登場だった。あら珍しい。私がちらっと楽屋を見た際はまだしましまだったから、早着替えしたのね。

アンコール一曲目は白薔薇だったのだけど、今回の白薔薇もすごかった。いつもなら中盤〜後半にあるアドリブ「四分や十六分で踊ろう」タイムがのっけから!笑
普通に歌うことなくそれって、自由過ぎます。
まあ、これすごい好きなんでいいのですが。

そして音が完璧に止まること三回。その時、須藤さんが「おい、待て須藤。完璧に音が止まってるじゃないか」というのを必ず言っていた。

モニターに乗っかってステージに片手を付けている須藤さんを下から見上げて、「何なの、この状況!」と思ってましたが、なんかやたら楽しかったよ。

そうそう、いきなり「ブー!!」と言う言葉を何回か挟んでいたけど、あれは本当になんだったんだろー。
隣でIちゃんが普通に「困る」と言ってました。須藤さんの真ん前で。普通に須藤さんに聞こえていたと思います笑

あと、京都以降の土地で定番になっていたお客さん(男子)をステージに上げ、須藤さんのギターを弾かせるコーナーが高崎でもあった!私がライブに行き始める前にはやっていたらしいけど、遂に見れてしまいました。
須藤さんが前方にいた男の子をひっぱりあげたのだけど、その様子を目の前で見ていたので、すごくテンション上がった!
今回上げられた子はイマイズミくん。ステージに上がった瞬間、伏し目がちにおどおどしながら「嘘だろ…」と呟いていたように見えました笑
おおーー!!とイマイズミくんは叫んだりしてましたが、でもやはりおどおどしてまして、須藤さんにギターを渡されたあとは斉藤さんがピックを渡してあげたり、宮っteaが向かい合って弾こうとそばに来たりしてましたが、ちょっとそれに乗っかってもすぐ伏し目がちになっちゃってました。そんなところが好印象でしたけど笑
イマイズミくん、よくがんばった!(何様)

そういえば、またもやステージからルービーを要求した須藤さん。
その須藤さんの飲んだルービーが気付いたら、私の前のとこに置いてあってびっくり。いつ置いたんだ?
その後、須藤さんがルービーを探していたので、思わず隣の方と声を合わせて「須藤さん!ビールここ!」と言っちゃいました。その後、ビールを飲んだ須藤さんは正面のお客さんにビールを預けてましたが。

ぐたぐたな展開の後、いつもの「ここで音を返してくれるのは…」とモニターの乗りながら言う須藤さん。それを聞いた宮っteaは俺の出番!とばかりに同じくモニターに乗っかってスタンバイをしたら、須藤さんに「そこ乗っちゃだめだよ」と、正にえええ!?な発言を。
須藤さんは、宮っtea相手だと理不尽なことを言うよね笑

改めて、須藤さん「音を返してくれるのは僕の幼なじみ、高崎出身の…体操のお兄さんを呼ぶように呼んでみよう。地獄からの使者だよ。せーの」
お客さん「宮っteaーー!」
で、宮っteaのベースで再び復活白薔薇。どんな展開なんだか。

そういえば、最初の方では「ただいまーー!」と叫んでから、あのいかしたベースラインを弾いてましたよ。

この時だったかな?フィリポが立ち上がって、スティック持った両手で指揮者のようにニコニコしながら振っていたのは。叩いているときはむちゃくちゃ厳しい顔してるのに、こんな時のフィリポの顔は別人のように朗らかです。髭一の男前&癒し系です。

高崎もWアンコール!
最後はギルティーでぶちあげました。展開読めたけど、やはりギルティーは上がります。
そういえば、ここで拡声器を持ってコテさんが前に出てきたのですが、最後にいつものように叫んだ(でも、ちょっと短かったなー)後は、曲が完璧終わってないにも関わらず、とっとと一人袖にはけて楽屋へ戻ってしまってました。どうしたんだろう…。今回、コテさんおとなしかった気もしたし。

そんなこんなでライブ終了。マイミクさん数人と挨拶した後は、私とIちゃんは車でとっとと高崎を後にしました。

高崎のライブも本当に楽しかった。何も遮るものがなく自分の好きなバンドの演奏を目前で見れたのだから、これで文句を言ったらバチが当たるわ。

そういう気持ちもあるけど、純粋に楽しかった。髭ちゃんの音で踊れる幸せを噛み締めたのです。

次はさいたまだー