ポールがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

11月19日、ポールマッカートニーを見てきた。

過去の来日公演は1990年と1993年に行っていて20年振りのポールだったのだけど、71歳だというのに現役感ばりばりなポールに圧倒されまくり。

来日の嬉しさのあまり、来日決定からライブ前日までやたらテンションおかしくなっていてライブ中は感極まりすぎて号泣しっぱなしでは!?と思っていたのだけど、
ビートルズウィングスもソロも最新アルバムの曲も並列に「普通に」ロックンロールしているポールに(それはそれで驚くべきことなんだけど)、「普通に」楽しんでいる自分もいた。

いや、普通なのかな?今思うと席も遠かったからすべてが夢のようで・・・笑

次から次へと出てくる曲をポールと一緒に歌っているうちにあっという間に終わっちゃったよ!二時間半もやっていたのに!

とりあえずセトリどん。

1. Eight Days a Week
2. Save Us
3. All My Loving
4. Jet
5. Let Me Roll It
6. Paperback Writer
7. My Valentine
8. 1985
9. The Long and Winding Road
10. Maybe I'm Amazed
11. Things We Said Today
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. And I Love Her
15. Blackbird
16. Here Today
17. New
18. Queenie Eye
19. Lady Madonna
20. All Together Now
21. Lovely Rita
22. Everybody Out There
23. Eleanor Rigby
24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run
28. Back in the U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live and Let Die
31. Hey Jude

アンコール1
32. Day Tripper
33. Hi, Hi, Hi
34. I Saw Her Standing There

アンコール2
35. Yesterday
36. Helter Skelter
37. Golden Slumbers
38. Carry That Weight
39. The End


東京三日間のうち、二日目だけちょっとセットリスト変えてた模様。
Things We Said TodayとJetとI Saw Her Standing Thereが、他の日はI've just seen a faceとListen to what the man saidとGet Backだったらしい。その3曲も聴きたかったよね・・・好きな曲ばかりでね・・・涙

最後はメドレーだけど、39曲ってすごい!
これだけ歌う71歳ってなに・・・高音も出すしシャウトするし・・・楽器もいろいろ持ち替え、踊ったり、走ったり、日の丸振ったりと。
改めて某所に上がってる映像見ても71歳と思えないプレイだし。
あと曲終わった後にいちいちパフォーマンスしてみせるのがまた笑
曲終わる度に楽器持ち上げてドヤ顔したり、ピアノの上に頬杖しちゃったり、死ぬのは奴らだの特効のあとには耳に指いれて「oh!(><)」なうるさかったよ!なことしたり、おちゃめなおじいちゃんだった笑

あと私が今まで見た来日と違っていたのは、やたら日本語でMCしていたこと。今まで「トーキョー!オッス!」ぐらいだったようなイメージでしたが、結構いろいろ挟んできていた。
「エイゴノホウガトクイデス」「サイコー!サイコー!」「ツギノキョクハリンダノタメニツクリマシタ」
Hey Judeのコーラスの時は「ダンセイ!」「ジョセイ!」と男女別々にコーラスさせたりとか。
あとMCが訳されて字幕で出てきていたのだけど(MCも決まっていたんだろうね)、それが微妙に遅れていて、海外中継みたいなタイムラグに笑ってしまったよ。

聴けてうれしい曲ばかりだったのだけど、印象にのこってるのがまずこれ。

Let Me Roll It
実は前日にもグッズ買うためだけにドームまで行っていて、グッズを買ったあとはチケットも無いのでドームの横を歩きながら、エイトデイズアウィークだ!オールマイラヴィングだ!とにやにや音漏れを楽しんでいたのよね笑
でも明日が私の本番だしきりもないから帰ろうと駅方面へ歩き始めて、ちょっと離れたところまで来たらこの曲が始まったのが聴こえて。
ドーム横で聴くよりはっきりとこの曲が聴こえて、この曲やるんだ!というのと、本当にポールがいる!というのが相まって滅茶苦茶感動したよ。
そして、次の日にドームの中で改めてこの曲聴こえて感無量。


1985
両手でWingsマークをしながら「for Wings fan!」と言って始まったのがこの曲。
激しいタッチのピアノにポールの歌。あまりにもかっこよくてどきどきした。


Something
言うまでもなくジョージの名曲だけど、「ジョージノタメデス」とカタコトのMCのあとに歌うポールに、そのバックに映し出される若かりしころの写真に涙腺がちょっと壊れたよね。
ポールのウクレレの後にバンドで演奏となったのがまたぐっときた。


Blackbirdではアコギの弾き語りで満員のドームの空気を制しちゃうし、アンコールでHelter Skelterかましちゃうし、もはや職人芸の域だよ。
そして最後のGolden Slumbersからのメドレー!感動せずにはいられないよね、これ・・・。
ていうか、私が生まれる前に音楽でいろんな人の世界を変えた人が、いまだに現役で、というか普通にロックンロールしていて、それをこの目で見れたことに感動です。

「マタアイマショウ!」と言ってポールは去って行ったけど、まだまだいける!と今回のライブで勝手に確信したので笑、また来てほしい!
待ってる!