VINTAGE LEAGUE TOUR 2010 "small change"に行ってきた。

最近髭ちゃんのことしか書いてなかったのですが、実は大注目しているバンドが一つありまして、それは踊ってばかりの国

初めて聴いた時に、fishmansボ・ガンボスに通じる感覚があって、でも、まったく新しい音・感性として自分の中にすぱーんと入ってきた。

インタビューで「髭好き」と言ってるのも手伝い、3月に初めてライブに行き、昨日、2回目となるライブに行ってきた。

これからどうなるか非常に楽しみなので、いろいろライブ見に行きたい!

というわけで、昨日のレポ的なものを。


今回のライブは、『VINTAGE LEAGUE TOUR 2010 "small change"』というイベントで、新代田FEVERに行ってきた。

出演者はおとぎ話 / 踊ってばかりの国 / SEBASTIAN X / モーモールルギャバン で、お目当ての踊ってばかりの国以外のバンドもすごくよかった。普通にうまい+αがあるんですよね。

最初はSEBASTIAN X。ボーカルの子がパワフルでキュートで、見ていてうきうき気分がうつったわ。youtubeで見るより、ライブが断然いいよ。圧倒的。ベースの人も。

次が踊ってばかりの国。メンバーが出てきてセッティングしていた時に、ギターの子がfishmansのずっと前のギターイントロを弾いていてにやりとしてしまう。
踊ってばかりの国は3月に見たときより、またちょっとすごくなった。やはり好き。音がぐあーと鳴り響く感じにすごく持ってかれる。最後の曲、テカテカのアウトロは正にそんな感じ。それにしても、ボーカルの下津くんには惹きつけられるなー。フロントマンになるべき才能を持ってます。目を剥きだして歌う様に目を離せません。そしてイケメンです。もてるんだろうねー。 僕はラジオやらなかったことのみが残念です。次はどのライブに行こうか考え中です。その時にやるといいな!

モーモールルギャバン。相変わらず、野性味溢れる顔なのに、「パンティー!」と海パンいっちょで叫んでいるのに、ドラムのゲイリーがかわいく見えてしまうのはあの笑顔のせいでしょうか。
短かったのが残念。もっとがっつり見たかったよゲイリー!

で、トリはおとぎ話。見るの何気に三回目だったのだけど、こんなにいいバンドだったっけ?と、とても驚いた。昔聴いた自分がその良さに気付かなかっただけが、それともおとぎ話が進化したのか、とりあえず音楽ってその時の状況によって、響き方が違ってくるよねー。
ところで、前回おとぎ話を見たのが、二年前のみやこ音楽祭の夜の部だったのだけど、その時、有馬くんがステージ横に座って、すごくにっこにこしながらクリトリック・リスを見ていた記憶がはっきり残ってまして。なので、MCで「スウェッティ」「スギムさん」という単語が出た時、大笑いしちゃいました。
アンコールで、踊ってばかりの国の下津くんのリクエストでSMILEを演奏した時、袖ではイケメン下津くんが嬉しそうに一緒に歌ってました。あの笑顔ずるいなー。

それにしても来ている子達がおしゃれでよかった。
一回り以上下(苦笑)の人達ばかりだと思うのだけど、Tシャツ+タオルな子がほとんど見当たらず、洋服のバランスなど含めて今の新しい感性だなぁとしみじみ。
時代は巡った感を感じるアラフォー。こうして書くとこわいわアラフォー!苦笑

で、出ていたバンドも、○○っぽいというので言おうと思えば言えるのだけど、確実に新しい感性だと思った。
すべて出尽くした後に、そこからいろいろ吸収して出てきた違う世代の音楽。
目新しくはないけど、その音にわくわくしたり、きらきらしたものを感じられる。
最近思っているのだけど、聴くのも演奏するのも(自分はしないけど)自由なんだなーと。

なんて漠然に思った。