あとは神頼み神頼み

髭ちゃん間に合った!二週間ぶりに残業を回避出来たよ(嬉泣)本当に余計なことは一切せず、その上社員さん達がこぞって出張やら休みやらだったので、(自ら強制的に)平穏無事な一日を過ごせた。私の仕事の七割方が社員からの頼まれ仕事(=雑用)だったりするからね…。13日の金曜日が私にとってのラッキーデーに!今日定時上がり出来たけど、その分来週が本当に大変なのが手に取るようにわかる。私の契約更新しない話も明らかになってるし、よくわからん研修の準備もあるし、多分今週よりハードになるかも。でもいいの。髭ちゃんのライブ見れただけでも充分だから。そして、ライブも楽しく、モ!最高です!
渋谷の街を10分程悠々と歩いてクワトロに到着。限定Tシャツはさっさと売り切れた模様。ちょっと余裕があったので外で腹ごしらえをしようと思ったが、はたと「ロッカー!!」と気付きそのまま入場。ロッカーぎりぎり入れられた。フロアに行ってみたら、DJがかけていた曲がThe La'sの「there she goes」大音量で流れるセツナチューンに一気に「今日最高!」の気分になってしまう(笑)クワトロ名物のフロア柱に大きなハイジさんが貼ってあり、髭がいろいろな色の毛糸モールでだらーんと下に垂れている。そして、柱には鎖も巻かれていて、さながら「囚われたハイジ。髭もこんなに伸びちゃって…」という感じ。
髭ちゃんのワンマンは今年初めに同じくここで見た時ぶり。あの時も人は結構入っていてすごい盛り上がったけど、今日も始まる前からすごい人の入りで熱気が違う。この一夏で、時代の風は髭に吹いてきたかーと一人勝手に感慨にふけっていたら、フロアで噂の限定Tシャツを着たジェイソンお面を付けている人を発見。なんという気の入れ方!と、やりすぎじゃね?(笑)ぐらいまでの感心をしていたら、スタッフだった。黒幕でもなく(笑)*1よく見ると、ローディーさん達もステージ上で同じ扮装でセッティング中。やりづらそう…(笑)
おどろおどろしいSE(嵐の夜の西洋の古城風+やたら大きな鼓動)で、斉藤さんフィリポ宮っteaが登場し演奏し始めるんだけど…何がびっくりって一曲目が1mg!およそ一曲目らしくないイントロに乗って、コテイスイと須藤さんが登場。また二人つるんで変なおそるおそるとした歩き方で(笑)見た瞬間思わず「うわっ変な人達来た!!(喜)」と思っちゃったよ。こんな始まりでしかも髭ちゃん色濃厚な、スローなナンバーを聴かされた日には、もう夢中にならずにはいられない。最初、音があんまり良くない?と思ったけど、最後にはそう思ったことさえ忘れていた。
残念なのは、私の位置からフィリポがあまりよく見えなかったことぐらい。でも、今日はM-on生中継もちゃんと録画してきているから、これはよしとしよう。そうそう、今回は下のフロアには下りずに、丁度この生中継用カメラの後ろあたりで見ていたので、残念ながら髭ちゃんに陶酔している私は映ってない(はず)*2
それにしても今回セットリストがよかった。某所で拾ってきたモノ↓

セットリスト
1:1mg
2:イギーポップによろしく
3:ブラッディ・マリー、気をつけろ!
4:髭は赤、ベートーヴェンは黒
5:有限の脳でマスターベーション
6:王様はロバの言うとおり
7:ネアンデルタール PUNKS FUCK OFF!
8:ママ'S 理論
9:せってん
10:僕についておいで
11:君の溢れる音
12:化けの皮はがしましょう
13:ダーティーな世界
14:ロックンロールと五人の囚人
15:ギルティーは罪な奴
16:アメニウタエバ

〜ENCORE〜

1:白い薔薇が白い薔薇であるように

これでドアーズのハートに火をつけてが入れば完璧!
最初に、イギーポップやブラッディマリー、ベートーベンと固有名詞三部作(勝手に)が続いた時、須藤さんはかなり想像力豊かな子供だったんじゃないかなーと。有名人を頭の中で登場させたり、響きのいい言葉にキャラクター付けしたり、下手すりゃ妄想癖ぐらいまでの、夢見る孤独なロマンチストだったんじゃないかな?(恐らく今も)昔は一人遊びだったろうけど、今はその世界をこうして形にして、今や時代は髭!(私が勝手に言ってるだけだけど笑)なぐらいになっていて・・・・と一人勝手な解釈で感慨きわまる。でも間違いなくこのクワトロ内では誰しも髭ちゃんに夢中なんだよ。
あと思った事つらづらと。

  • ストーさんの今日のマイクスタンドのお花はおどろおどろしい怪奇花みたいな感じ。13日の金曜日アレンジ?
  • ストーさんの今日の服はまたすごい。赤いドット柄シャツ+水色の何かの柄のパンツ!それに赤いカーディガン。でも、フィリポもあいかわらずのダイタイな柄+柄。恐るべしファッションリーダー達。
  • そんなカーディガン仕様なため「お風呂に入ったより汗をかいているよ」と何回か言うストーさん。でもストーさんはちゃんとわかっていたよ「カーディガン着ているからだよね」(笑)「でも、これは脱ぎたくないんだ」とも。確かに!その赤カーディガンこみで成り立つファッションだもんね。さすがファッションリーダー(あくまでも髭内。というか、バンド内でも孤高のファッションリーダーかも 笑)
  • 最初出てきた時に何かをばらまくコテイスイ。まるで節分のようだ。
  • 斉藤さんの眼鏡が飛びまくり。そしてあいかわらずの長い腕で変な動き。一番いっている人かも、と今回も思った。
  • ストーさんのMCも完全生中継とは!あの独特なキャラが全国生中継!それにかすかに興奮を覚えつつ、全国のみんなにひかれていないか?と余計な心配も(笑)でも、今日の須藤語録を聞いていて、今日は抑え気味?と思ってしまった。
  • そんな須藤さんもコテイスイとのからみでは素な感じに。コテさん恐るべし。
  • フィリポもオープンハンドだ!
  • 須藤さんの声はかっこいい。なんか説得力がある。
  • 何度見ても、宮ってぃは山本 耕史とイメージとかぶる。
  • そして宮ってぃのフリースペースは他の人達と比べて広い。(中央奥にベースアンプがあって、そこを頂点とした三角地帯。あんだけ飛び跳ねるからね)
  • 宮ってぃのやんちゃなベースっぷりが好き。そして、今日も「有限の脳でマスターベーション」や「ママ’S理論」で宮ってぃのベースを満喫。
  • つうか、「有限の脳でマスターベーション」!初めて聞いたよ!
  • 中盤の「せってん」「僕についておいで」「君のあふれる音」の流れにはうっとり。ひたむきにロマンチスト。須藤さんの頭の中にはどんな情景があるんだろう?
  • そこから先はダーティな世界にようこそ。最近ダーティな世界の住人が増えたらしいよ。
  • ロックンロールは死刑!ポップだけれど充分髭ちゃん風味満載だよね。
  • 雨が降ればゴキゲンなのさリーダー!で本編終了。
  • アンコールで最初に出てきたのは、やはり宮ってぃとフィリポと斉藤さん。さっきの須藤さんの「お風呂に入っているより汗かいている」発言から、何度かコテイスイが「一緒に入る?」と言っていたけど、この時出てきた斉藤さんが「今、二人はお風呂入っているから」と(笑)そして時計を見る斉藤さん。時間かかるよね、そりゃ(笑)
  • 予想通りの「白い薔薇が白い薔薇であるように」のイントロが始まる。
  • と思ったら丁度バーカウンター前あたりで歓声が。なんと、須藤さんとコテイスイがそこにいる!コテイスイはなんか白熊のかぶりものをしているっぽい。(後頭部しか見えずわからなかったけど、どうやらキューブリックだったらしいが。つうか、ホントにコテさんかは謎)
  • 椅子(?)の上に立っていた須藤さん。再びサングラスをして、口からは一筋の血が流れている(笑)そしてそこからステージへ、観客かきわけ行こうとするんだけど、えらい大変なことに。中には須藤さんに抱きついている女の子が二人ぐらいいた。すごいーー。あんなこと出来るなんて若いっていいな・・・・(恐らく)途中、ダイブしてステージまで例のごとく運んでもらおうとしていたっぽいけど、それは結局やめていた。女の子ばかりっぽかったもんね。
  • とりあえず、ステージ上では延々とイントロをやる三人。
  • やっと辿り着いた!そして最後の大暴れ!
  • アンコールは1曲だけだった。前のクワトロはダブルアンコールでブルハのトレイントレインやったから、今日はここでハートに火をつけてやるのかと思ったのに・・・残念。
  • かなりの観客が、ライブ後、猛ダッシュして今度やるライブのチケット求めて外に。下北沢行きたかったけど・・・・11月平日で19時スタートはかなり厳しいので、断念。むーー。
  • なんで、いそがない私はステージ前まで行ってみる。フィリポとコテイスイ、それぞれのドラムヘッドは名前入りなのね。かわいい。そして、最初にコテイスイがばら撒いていたのは殻つきピーナッツだった。新しいアルバム名にちなんでか。

という感じで髭ちゃんワンマン終了。その後一人で神座でラーメンをきめて帰ってきた。
それにしても髭ちゃん楽しいなぁ。またもや髭印グルーヴにやられた。しかも徐々にパワーアップしてきているよ!これは年明けリキッドも行かないと。
・・・・その時私はどこで働いているのかなぁ。いや、ちゃんと働けているのかなぁ(笑)
抜け出せない暗い森。あとは神頼みだー。

*1:sakusaku

*2:前、スカパラの時は私の長ーい上に上げた手がばっちりと映っていたけど、今回は遠慮しました(笑)