さようなら

再び朝のコンビニでマンガを買った。

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

こないだ9巻出たばかりじゃん!ワンピース以上に早いよ!まぁここら辺は大人の事情が見え隠れしているけどさ。でもね、もうね、泣いたね。朝の小田急線で目いっぱいの涙ですよ(年齢だけならいい大人が!)
もう、あんたーー!最後の最後までせつないよ!
最近は我慢が出来ずに雑誌が出る度に立ち読みしてはいて(でも、ざっと目を通すだけなんで細かいとこまでは読んでないけど)だいたいの流れはわかっていたけど、でもまとめて読んだらきた。きたよ、きた。
はぐちゃんと森田さんがね・・・・・。はぐちゃんの決断のシーンがせつない。あの森田さんが弱って今まで見せなかった姿をはぐちゃんの前でさらけ出すとこもせつないけど、それを超えるせつなさですよ。生きていくための彼女の選択は、決していやいや選んだ道では無いだろうけど、お互い好き(好きの意味合いがちょっと違うけど)な気持ちの上だろうけど・・・・。そう来たか!?とそうなのか?(涙)となってしまう。それでいいのか?とも。まぁベストだとも思うけどね。あの選択もあの発言も強さゆえなんだろうねぇ・・・・・。自分にとっての「一番」は何か?というの考えてしまい、また違う意味でも泣きそうに(笑)
あと、修ちゃんが研究室を片付けてしまったシーンは本当にぐっときた。
前に修ちゃんが丹下教授に「教師というのは見送るだけの人生」「永遠に卒業出来ない学校の亡霊ようなものだろうか?」と言われていたけど、でもそれはある意味ずっと「青春」の中にいるようなものだよね。(修ちゃんは今回青春スーツを再び着用していたけど)
はぐちゃんのことがきっかけで修ちゃんは大学を一時的にかもしれないけど出て行くことを決めたことは、「青春」から出て行き、「亡霊」から卒業し、ある意味自分の時を進めることになるんだよねぇ。皆が集まっていたこの部屋が無くなるということは本当にこの話が終っちゃうんだなぁ、皆が違う方向に進んでいくんだなぁと思ったら泣けてきたよ。一番いろんなものからの卒業*1を象徴しているよね・・・・。
後半はちょっとギャグの表現が行き過ぎな感が否めなかったけど、最終的にはいい終わりだと思う。もう、久々のせつなさ大爆発。せつなすぎて、いつもマンガは何度も熟読が基本の私だけど、まだ一度しか読めてない・・・・。
賛否両論すごい分かれているけど映画見に行こうかな・・・・(遅すぎ)
あ、そういえば一緒に入っていた「記憶パン」の話も泣けた・・・・。

*1:尾崎か?