再読

いつもポケットにショパン 1 (集英社文庫(コミック版))

いつもポケットにショパン 1 (集英社文庫(コミック版))

私は別マ派だった。小2から高3ぐらいまでずっと買って読んでいた。
その一番最初に読んだ時に最終回だったのが、くらもちふさこのいつもポケットにショパン。最後だったその話を読んでも全然わかるわけがなく、とりあえずピアノの話かーというぐらいの印象しかなかった。その後のくらもちふさこの話はずっと読んでいて好きだったけど、このショパンに関しては全部読んだ事がずっと無かった。それが数年前にふと文庫で全三冊買ってみた。で、今日、久々に取り出し読んでみたら、すごい良かった。
きしんちゃんがかっこいい!もう、昔の少女漫画のヒーローぽさがたまらない。あと、ピアノを弾く描写がいいんだよねぇ。力強かったり、繊細だったり、明るい音、寂しそうな音、そういうのが感じられるような絵。くらもちふさこはすごいねぇ。これが20年以上前に書かれたとは!読んでいて、確実に3回は泣きそうになった。
いつもポケットにショパン 3 (集英社文庫(コミック版))いつもポケットにショパン 2 (集英社文庫(コミック版)) 
昔の少女漫画っていいねぇ。絵も繊細だし、話の内容は純情だし。今の自分には足りない感覚をそれで補っている(笑)