見てきた

という訳で、二人に別れを告げ、THE LONG SEASON REVUEを見に行ってきた。最初は明日の15日にしようか、という話だったんだけど、その日欣ちゃんのトークショーがあるということで整理券が必要ということになっていた。明日は夕方から友達の家に行く予定があり、整理券の配布は9:30から・・・・。時間が有り余る。しかもそんな早く行けやしない!ということで、今日になった。・・・・最近、欣ちゃんファンとしての気合いが無いなぁ自分・・・・。
映画はいきなりライジングサンの映像から始まった。自分があの観衆の中の一人だったなんて信じられない感じがした。でもあの瞬間、あの夕焼けは紛れも無く自分の目で見ていた。
あーここでもUAの頼りない天使の映像無しかぁ。あれを流さないでどうする!次から次へとライブの映像が。東京で上映されているのは大阪でのライブ映像らしく、キセルが見れたのは良かった。自分が見たライブの記憶も甦り、実際感じた音より若干劣るけど、やはり圧倒的な音にジーンと何度もした。ただ、映画の作り的には微妙だなぁ。いろんな映像や絵、シーンを散りばめて作られていて、ライブも1曲全部流すわけでもなくぶち切りで、絵も脈絡が無い感がどうしても拭えなかった。あと、いきなり谷中敦登場にはびっくり。笑いを堪えるのが大変だったよ。
あと、映画の出来とは全く関係無いけど、ハナレグミのいかれたbabyには違和感があった。ライブの時も思ったけど、皆でいかれたbaby大合唱ってなんか違うなぁ、と。自分で歌えばいいじゃん、fishmansの歌で皆に合唱求めないでよ、と。でも、佐藤さんがいない今、そんなこと言ってもしょうがないか。
でも、やはりフィッシュマンズの曲を聴いていると、心が騒ぐ。一緒に見に行った人によると、どうやら私の体が前の方に微妙に動いていたらしく「前行くのか?行くのか?ここは映画館だぞ!?」とちょっとはらはらしていたらしいけど(笑)自分では動いてた気はまったくしないんだけどね。ただ、曲が終わるたびに拍手をしたい気分にはなっていたけど。
そしてLONG SEASON。これはフルで流れた。山崎まさよしが意外にこの曲にはまっていたのを改めて実感。そして、欣ちゃんとASA-CHANGのドラム合戦は圧巻。欣ちゃんが叩く姿に目を奪われる。映画館で無ければ、感嘆の声を発していたに違いない。わーーー!すげーーー!!(今発してみた)
佐藤さんの姿が何回か挟み込まれる。歌っている姿。その目。今、彼がこの世にいないというのが不思議。彼はいないけど、あの歌はまだ至る所で鳴り響いていて、それを一番大きな形で表したのがこの映画なんだろうなぁ。
作り的には微妙な点もあったけど、やはり見に来て良かった。
それにしても何故にレイトショー。しみじみ感想言い合う暇も無く、帰らないといけないのがなー。