赤い電車はうたいだす
くるりライブ。
久々に神奈川県民ホールに行ってきた。最近はスタンディングばかりで久々のホールだからどうかなぁと思ったけど、でもやはりくるりを見れるという嬉しさが勝るわけで、有給も張り切って取ってしまうわけで。
一階席なのにクリスマスの横浜の夜景が見たいためにわざわざ三階のロビーへ行き、きれいだなーと眺めた後席へ。
純情息子で取ったので、結構前の方*1。しかも通路側といういい席。
やや下手側なんで、最大の問題、ベーシストがちゃんと見えるか？
という問題もクリア。
万が一、キーボードに滑車がついていて堀江さんが勢いついて前方にせりだして来たらかぶっちゃうけど(ありえない)
一ヶ月ちょっと振りのくるりライブ。否が応でも早まる胸の鼓動。うー早くー
メンバーが出てきた瞬間一気にテンション最高潮。久々だからくるりに対する免疫が…何もしてないのに半泣きな自分（笑）
一曲目は「ロックンロール」うわわ、ロックンロールはじまりかよ!?
そして「superstar」
うわわーやばいやばい、ちょっと久々のくるりに慣れるまで、気分は変に浮かれモード。
手には変な汗かいちゃうしー。
「RING!RING!RING!」
歌詞カードそんなに見ていないのに歌詞が入っている自分。一緒に歌ってしまう。つうか、この曲絶対ライブの方がいい!音もシャープだし。岸田さん、ギター炸裂。堀江さんの前に行って弾きまくり。
堀江さんもギターを持って「ハイウェイ」「ばらの花」
「The Veranda」はこの辺だった気が。岸田さん歌詞抜けていたよ、またもや。
この前か後にMCかな。
「では、新しいアルバムに入っているハードロックでブルージーで電撃バリバリな曲をやります」と言ってる割には皆さんアコギ抱えてますが（笑）そしてやったのが「雨上がり」（笑）
「Baby,I LOVE YOU」既に私の中では定番ラブソング。それにしても、今日はなんか歌詞がやたら響いてくるなーホールだからかな。なんてしみじみしていたら、佐藤さんのコーラス、またもや予想しなかった音階で来た（笑）
今日もやります「ARMY」すごい音の空間に身も心もくねくね。やはりベースが堪らない…
「Tonight is the night」これもライブの方がいいー。ベースがこれまた…。自分が使っている禅君てなんかNIKKIの低音がいまいちなのよねーどう調整したらいいのかよくわからないのでそのままにしてんだけど。
ここら辺でMC。岸田さん、標準語話しているため、文節の間が長いらしい（笑）
『京都弁喋ったらわからないでしょ』とのこと。いや、わかると思うけど…（笑）
『ぶぶ漬け』話題になり、二分ぐらいその意味解説コーナー。
例えば大村君が『おじゃましますー』(京都弁)と遊びに来た時、『帰って欲しいなー』という時に『お茶いりはりますかー』と逆のことを聞くのが京都人、ということ。
『そこが京都のわかりづらいとこ。俺もそういうとこあるけど』
確かに京都の人ってそうだよね…。
『九月からツアーやってるけど、いろいろ途中でやる曲を変えてて、今からあまりやったことない曲をやります。むっちゃええ曲やりますー（笑）』
ん？なんだ花の水鉄砲か？と思ったら
「ハローグッバイ」!
泣きそうですよ。つうか、心の中では号泣ですよ。とてつもなく好きな曲をまさか聞けるとは!嬉しすぎるー。本当にええ曲やってるよ、この人!有言実行!もうこの一曲だけで、来た価値あるかも…（笑）
ギターの最初の音が聞こえただけで叫んでしまった「すけべな女の子」
立て続けに「トレインロックフェスティバル」!
上がりますー上がりますー。
その後、「ハマっ子のみなさーん」から始まった佐藤さんMC。
「今日初めて、崎陽軒のしゅうまい弁当に入っている杏を食べました」
幕の内弁当派の私なもんで、そういえば入っていたっけ？な感じ。
ハマっ子堀江さんにどうだったと聞かれて、「魚食べた後にリセットするのにいいと言われたけど、、あんま好きくない」すぐさま堀江さんに「食うな!」と言われてましたよ（笑）
確かに変な味わいが広がりそうだ。
その後、岸田さんが「堀江さん、でも横の昆布は残してましたよね」とつっこまれていた。
そして岸田さん、「堀江さん、ハンバーグ好きなんですよね？」
堀江さん、「なんで知ってんのー？」
岸田さん、「よく言ってるじゃないですか。」
堀江さん、「言ってるねぇ」
笑 堀江さん面白いなー。
そして岸田さん、「ハンバーグ〜」と歌いだし、「ハンバーグ〜、おまえらハンバーグにして食ってやる〜、ハンバーグ〜、わっしょいー、ハンバーグ〜、わっしょいー」
あはは、来るな、来るなー!
「お祭りわっしょい」!
うおおーもうどこかと言えないけど、みんなかっこいい!
メンバーも音も演奏も!
ああ、佐藤さんの弾きっぷりが素敵だー!あの両手の動きに釘付けだー!
ホールだというのに踊りまくり。
そして「ワンダーフォーゲル」と来て、「水中モーター」!
イントロだけで卒倒寸前。魅惑のボーカルがこの後待ち受けているかと思ったら、もうそりゃ失神寸前だよ!
前、Zeppで見た時は専用マイクがあったけど、今日は違うのね。あーこの曲も好きーなんか岸田さんが眼鏡かけてる錯覚までしてきた（笑）
そして「Bus to Finsbury」
やっぱ生の演奏はいいよね…絶対CDでは味わえない音のうねりや緊張感があるよね。佐藤さんのベースを聞いていて、ビートルズ(つうか、ポール)を彷彿した。気持ちはいつもロンドンコーリング!
そこに畳み掛けるようなイントロ。「Morning Paper」
もう好き過ぎて困る。
あまりの嬉しさに逆に脱力だよ!
もうわくわくしながらベースソロを待ち構えていたら、その前に岸田さんが堀江さんにちょっかいを出し始めたー。キーボードを横から叩く岸田さん。アホアホ大歓迎!だけど、ベースソロ前にじらされて横浜。
あぁーこれも見たいが早くベースソロ!ひとりジレンマ。
まあ、ベースソロがこれまた素敵だったので、この岸田さんのちょっかいもいい盛り上げ役って感じ？(何様なんだ、自分)
そして本編最後の曲はNIKKIと同じく「(It's only)R'nR' workshop!」あまりにも優しい音の始まりにぐっと来た。
初めてライブで聞いたけど、これがこんな優しい曲だと思わなかったよ。すごいツボな岸田さんの「RIGHT!」がまた良かったー。
メンバーが袖に引き、照明が落ちた後も、ずっと手を叩く。もう一度くるりに会いたいかー？会いたーい!*2
アンコール一曲目。予想通りにやってくれましたよ、あの曲を。「赤い電車」
このベースラインを生で聞けて、とても嬉しい。途中で岸田さんが「ひとっとび」と囁いていて、くーとなった（笑）
演奏終った後、「地元だからね」と岸田さん。その通りだ!ここでやらないとね!
でも、そう言った後、「最近、羽田線開通七周年記念で、青い電車が走ってるんですよ。赤い電車に戻って欲しいです（笑）」
そうなんだ…それだとアジカンになっちゃうよね（笑）
メンバー紹介は、本編の方だったかな？アンコールの方だったかな？
岸田さんが「達身さんの達身という名前はすごいですよね」と言うと達身さんが「うちの親父はおかしい」と（笑）
岸田さん「親のことおかしいと言うのはあかんだろ」と。
でも、いろんな話を人に聞かせると、やはり「それはおかしい」と言われるらしい。達身父はエレベーター乗ろうとしたらエレベーターが無くて、そのまま下に落下したことあるらしい（笑）しかも三階分くらい落ちたとのこと。普通じゃないな、それは確かに（笑）
しかも、営業で行ったビルでその事件は起きたらしいけど、そのビルで達身母が働いていたらしい。「ああ！あのエレベーター落ちた人ね！」
そこで落ちてなかったら達身さんは今ここにいなかったとのこと（笑）
今日はそんな話が多いなー（笑）
ドラマーのクリフが紹介された時、「クリフはNYに家があるんですよ。こう見えても年齢不詳なんですよー」こう見えてもの意味がわかりません（笑）岸田さんに「ハウオールドアーユー?」と聞かれ、ドラムセットの上に倒れ込むようにするクリフ。シャイだー（笑）
「thirty-eight」と照れ笑いしながら答えるクリフ。会場からは驚きの声。私も驚いた!見えないよ!
その後、「堀江さん、いくつ？」と聞く岸田さん。
堀江さん、「俺？35」
会場の薄い反応にちょっと笑ってしまいました。
ハマっ子の堀江さんは今日はバスに乗って帰るらしい（笑）
「戸塚行きのバスに乗って帰る」
それを聞いた岸田さん「神奈中？かなちゃん号？」
あはは、すごいレアなこと言ってるよー岸田さん!一人大笑い。鉄オタとみせかけて、実はバスも大好き！なのか？
佐藤さんが紹介された時、佐藤さん「俺、喋った方がいいかな？」
岸田さん「そんなぁ、機嫌良かったら喋って、悪ぅかったら喋らへんでいいんちゃう？」
なんか突き放したような言い方だなー。
とりあえず話しだす佐藤さん。「今日、ここまでファンの人と来たんですけど、駅から道が分からなかったんで一緒に来たんですが、もう覚えたので大丈夫です」
えええー…うらやましい（笑）
つうか、佐藤さんこないだも電車で来たと言っていたなー。
あと、岸田さんが「年末どうしてる？」と会場に言ったところ、客席からは「カウントダウンー！」との声。でも、岸田さんは「え？ハッピーターン？」と（笑）そしてハッピーターン話題から歯医者話題へ。達身さんは8年ぐらい歯医者に行ってないそう。今日、岸田さん、あんまり佐藤さんと絡んでないなー。
紹介の後、岸田さんの横に台に乗ったパソコンが運ばれてきた。
「これ、俺のマイコン（笑）普段、これでメールしたりエロ画像見たりしてます。今日はこれを使ってエロい世界へ誘います。くるりでした!」
そして始まったのが、「WORLD'S END SUPERNOVA」
パソコン操作して打ち込み音と共にワールズエンド!おお、かっこいい!
ラフラフダンスミュージック♪
…ただその後の部分が…岸田さんはずっと横を向きマイコン操作。いろいろ操作してはいるらしいけど、よくわからない（笑）今日はアホアホ大会じゃないのねー
つうか、絵面的にこれどうよ（笑）
なんで、ベースの人に大注目(いつものこと)
これもいいけど、バンドなセッションみたいなのも見たかったな…
最後は皆前に出てきて肩を組みふかぶかとおじき。
あーなんかあっという間に終っちゃったなー
とりあえず着替えて速攻帰ろう！と余韻を振り切り荷物を掴みロビーへ走り出す。
そしてロビーに出た瞬間、物販の列にそのまま並ぶ私。あれー？おかしいなぁ（笑）
だって物販の列が短かったんだもん･････。
そしてグッズをよく見てみる。今日、岸田さんが着ていたNIKKIのジャケの女の子のプリントの白Tと、達身さんが着ていたなまはげプリント黒Tをじっくり観察。
･････やっぱやめとこう（笑）でも並んだ以上何かを買いたい。というわけでタオル購入。すごい予定外だよ････。
そして関内まで肉まんを食べつつ歩く。
はーやはりライブはいいね。ホールはじっくり聞けるしね。でも、もっとアホアホになりたかったなー。でも次は幕張！アホアホで年明け希望！
