heaven's door

頭の中が甘くしびれる。
今回のACOUSTICは本当にすばらしかった。

髭ちゃんのかっこよさを再び実感したいいライブだった。Zeppとか幕張Earth Stageとかでも見たけど、ヘブンスドアでライブをやってしまうそんな髭ちゃんが大好きです。


以下詳細。過去最長かも苦笑 でも、内容はないね!薄いね!とりあえずたたみます。



まずセトリどどん

化けの皮はがしましょう
ペレスとロイカ
有限の脳でマスター〜ベイション
A-ha
僕についておいで
Acoustic
黒にそめろ
ハリキリ坊やのブリティッシュジョーク
ブラッディマリー 気をつけて!

I'm so sick
溺れる猿が藁をもつかむ
白い薔薇が白い薔薇であるように
髭は赤、ベートーヴェンは黒
無題
右脳の片隅にて
髭曲第13番ニ長調
ダーティな世界(宮川が連れてってくれた編)
ロックンロールと五人の囚人

En.
王様はロバのいうとおり
D.I.Y.H.i.G.E
Mr.アメリ
ギルティーは罪な奴
よしよし音頭

一年前のヘブンスドアはいろいろもやもやしていたことがありまして、実はあまりを期待をしないでのライブだったのですが、でも、結果は最高な内容で結局髭は更にぼーぼーに。今回は2月3月のジェイソンも素晴らしく、しかも、ミラクルなチケットの整理番号*1だったもんで期待が半端でなく、にやけが止まらなかったり、夜寝付きが悪くなったり、ライブ開始直前には言語不明瞭(いつもか)、桃色吐息を吐いたり(とIちゃんの弁)、妄想に入ったりと大変なことに。おかげさまで、ライブ前半の記憶があまり無い。去年は比較的冷静にいろいろ覚えていたのに…。大好きなバトルの曲ばかりをやったというのも、須藤さんがそれについてのMCをしたというのも、人様の感想で確認したぐらい。ああ、時間をもう一度戻してほしい…。

昨年のヘブンスドアはかなりストイックだった印象があるけど、今回はリラックスした雰囲気だった。ステージがよく見えていたからかもしれないけど、メンバーがすごく楽しそうだったのが印象深い。

あまりにもどっぷり大好きになってしまったので、いつも以上に客観的なことが書けません。もうこのまま思い付いたこと羅列!羅列!


ラクルチケ番号により、最初は真ん中の前から二列目。マイクスタンドのお花の手作り感を見て増す緊張。友達と話してまぎらわすけど、隠しきれない緊張感。
あ、今回も須藤さんが真ん中でした。

ラクルズがかかり会場後方から髭ちゃん登場。それと同時に後ろから猛烈に押され、本能的に引いてしまい、気付いたら斉藤さん前三列目まで流れてました。でもこれでも十分贅沢な位置なんですけどね笑
フィリポは斉藤さんに隠れて見えなかったけど、それ以外のメンバーはよく見えました。ちょっと背伸びすればメンバーの靴が見えるぐらい。自分の身長に感謝。でも後ろの人には申し訳ない。

あまりの近さにやや卒倒。一曲目の化けの皮にも卒倒。でもリアル卒倒はしないようぎゅうぎゅうの中ふんばる。こんなぎゅうぎゅうなの久々。一度手を挙げたら下ろせません。密着度120%。こんな状態で髭ちゃんの曲を聞いたら、そりゃ脳内からいろいろ大放出なわけで。
もろに浴びれる音に曲にぎゃーとなったのだけど、もうもみくちゃになり過ぎて、その曲と周りに乗って踊るしか術がなく、曲名とか細かいことを考える余裕が全くなかった。

ヘブンスドアはステージとフロアの高さにたいした差がなく、ステージとフロアを遮る柵も無いから、メンバーとめちゃくちゃちかいのだけど、この距離はほとんど知り合いレベルの近さ。普通に目の前で演奏しているので、そこでまた嬉しくなってしまう。

須藤さんは牛柄パジャマ上下を着ていて、最初はその上にモーニングみたいな形の黒のジャケットを着ていた。足元はコンバースではない黒のスニーカー。ステージでパジャマを着るのが昨今のはやり?*2
「黒にそめろのパンツには上があったんだよ」と須藤さん。あーあれか!あれスエットかと思っていたけど、パジャマだったのか笑
上は初めて着たのだけど、袋が埃をかぶっていてくしゃみが出たとのこと。「ハウスダストにやられた」だって。「前の列の人もくしゃみ出るかもね」
確かにそれぐらいの近さ。
途中でジャケットを脱いで(そのジャケットは幼なじみのMっteaが舞台袖に持っていきました)、完璧に牛柄のパジャマの男になっていたのですが、でもその格好でもかっこよく見えてしまうんだよねー。何でしょうか、この須藤マジック。でも、そんなパジャマの下に黒の長袖テーシャツを着ていたのはどうかと思う笑(アンコールではパジャマ上を脱いで黒ロンTで出てこられてましたが)

そういえば、途中で須藤さんが「このヘブンズドアは一番最初ぐらいにライブをやった場所で、その時はお客さんがいなくて、スタッフに向って演奏していんのかなって感じで。店長のホリさんには感謝しています。俺達なんとかなりました」とちょっといい話をしていたら、斉藤さんが苦笑いしながら「そんな牛の服着てなんとかなりましたって言われても・・・」と笑 なんとかにもいろいろあるということで!

宮っteaはよく着ているテーシャツにジーパン、青いオサレなデッキシューズみたいなのをはいてました。珍しく帽子類は無し。ちょっと髭を生やし、髪型もさっぱりでこざっぱりオサレバンドメンな風情で。いやいや、これが本当にかっこよかった!宮っteaの最近のかっこよさには定評がありますが、今日はまた!宮っtea改造計画大成功!←何様 笑

私の正面にはサイティーンブギこと斉藤おハンケティーフUKさんだったのですが、髪型がまたもやアシメントリーになってました。左サイドがぴろりんと長かった。あの髪型好きなのですね。縦ストライプの長袖シャツに細いパンツ(青緑っぽい色だったような…)に黒コンバース

フィリポは薄いピンクのダイダイっぽいテーシャツ、コテさんはちょっとくたっとしたニット帽に青っぽいダイダイなテーシャツだったような気がします!そんな感じでいいと思います!(後ろ二人には若干適当)

ステージにキーボードがあったので、斉藤さんキーボード!と最初からわくわくしてましたが、有限のイントロを聴いて改めてわくわくどきどき。
弾いている手に大いに注目。若干、手フェチなものでして…。こんな近くで見られる機会滅多にない!と見ていたのだけど、キーボード叩く手や、ギターで細かく音をトリルさせる手付きに惚れ惚れ。左手で細かい動きをしているのを見て、こんな風にしてああいう音を出してるのか!とちょいと感動ですよ。あと血管がすごく浮き出た手にもうっとり(変態か)

アコースティックもやったのですが、このアコースティックが本当によかった!ドラムとベースに乗っかってくる斉藤さんのギター。その音をもろに浴びた中に聴こえる「このメッセージきこえるかい?」
頭の中がしびれるような感覚。確実に脳内で何かが大量に発生。言葉に出来ない感情に音にちょっと泣けてきた。

自分はちょくちょく泣けた!とか感動した!とか言っていて、ちょっとその言葉が薄っぺらい感があるのは否めませんが、でも髭ちゃんは確実に自分の琴線をふるわす音を出すのだからしょうがない!笑(ひらきなおり)


「皆の知ってる曲をやるよ」と須藤さんが言って黒にそめろ。ここにいる人達は今演奏された曲はほとんど知ってるとは思います!お気遣い結構です!もっと昔の曲聞きたいです!そんな気分的なものもありましたが、「ここで最近の激しい曲をやられたら死ぬ…」という肉体的なものもあった笑
黒にそめろは好きなんだけどね。
案の定の盛り上がり。ぐちゃぐちゃになってたとこにハリキリ坊や。さっきは新しめの激しい曲は…と軽く難色をしめした自分でしたが、ハリキリ坊やになった瞬間人一倍ハリキってしまいました笑

そういえばこの辺で後ろや横からの拳攻撃が激しく、眼鏡が落ちてとてもあせった。ライブ始まる前に友達と話していて「ライブ中に眼鏡は落としたことないよ!」と自慢気に豪語していたけど、あっさり今回落としました。
周りと密着していたおかげで床に落ちることなくすぐ救出出来たからよかったけど、ここで落としたら、この前方の位置が全く無意味になるとこだったよ。やはりコンタクト復活しようかな…
あと拳攻撃が激しいときは首を斜め前に向けることが出来なかったので、必然的に斉藤さんを直視するしか出来ませんでした。(ちょっとした言い訳)
でも、最前列の人はもっと大変だったらしい。「壁(床だと思う)を見に来ているみたい」と須藤さんに言われていたぐらい、正面向けていなかった人もいた様子で。そんな苦しんでる最前列の人に自分の飲んだ水を「水飲む?」と差し出す須藤さん。彼なりのやさしさを見せた!と思った瞬間、「で、返して」と笑

新しいアルバムから家をやったのだけど、出だしから音がぶわあっと来てかっこよかった。この曲の手触り、今までの髭ちゃんには無かったものだけどいいね。ツアーで聴けるのが楽しみだよ。
須藤さんのギターのチューニングは合ってなく、「オルタナ過ぎたな」と斉藤さんが仰ってましたが。

溺れる猿、後半の歌詞が適当だったなぁ笑
コテさんは狭さのため前には出てこず椅子の上に立って拡声器。最後はスローモーションでコマネチらしきことをしていたけど、フェイントかけて最後までポーズを決めてなかったです。
溺れる猿のあと、キーボードの上にテレコを発見しにやり。うわあ、今日は斉藤さん録音ボイスによる無題だあ。心の中できゃっきゃきゃっきゃしていたら、斉藤さんがテープをスタンバイ。指を入れてカセットテープをちょっと巻いている姿にちょっときゅんとした笑 つうか懐かしいなぁ、テープをそうやって巻くの。
で、無題。やはり斉藤さん朗読の方がしっくりくる。あんまり聞こえませんでしたが笑。あとで須藤さん自ら「俺のギターがうるさくて何をやってるかわからない」とか言ってましたね。あと、テープもずれてたし笑 途中、斉藤さんがテープを止めたり、再び再生させたりしていたのだけど、「十代に本当の声を」の部分が思いっきりずれていて、心の中で「ずれてますから!」と突っ込んでみた。
あ、今回はちゃんとハレルヤがあった!でも、こちらも他の音に埋もれあんまりよく聞こえなかったけど。ハレルヤを繰り返す時に斉藤さんもハモっるのだけど、「ハーレールーヤッ」と最後のヤを短く言い切るのがすごいツボに入りました。

後半、またまた須藤さんがスティックを入手して、コテさんとこのシンバルを叩きまくる。コテさんが叩いていてもお構い無し笑
でも、それを見て、「いいよいいよ」的なかわいそうなおじさん顔で見守るコテさん。あ、そういえばこの辺でコテさんはスティックを上下逆に持って叩いているように見えた。
で、須藤さんがシンバル叩きまくるところに斉藤さんがキーボードで音を適当に入れてくのだけど、低い姿勢で須藤さんの方を見ていて、その視線がとても鋭かった。

その後は右脳と髭曲!髭曲はでも入りがちょっといまいちで爆発力に欠けた気がするけど、でも周りに合わせてもみくちゃになったのは変わらず。

ダーティーな世界では須藤さん「今日のダーティーな世界への旅先案内人は宮川智之!」という無茶振りをしたのだけど、そう言われた時、宮っteaはお客さん側に背中を向けて水を飲んでいて、でそう言われてゆっくり振り返ったときの目をまんまるにした顔がまず非常におもしろかった!そして旅先案内人の役を任せられた宮っteaはステージ前まで出てきて、「みんな大丈夫かー!!」「ダーティーな世界へ行きたいかぁー!!」と叫んでいた。なんという新鮮な感じ笑
そして須藤さんは赤いガムテを持ち出し、宮っteaに貼り付けようとする。目隠ししようと思っていたぽいですが、結局は頭の周りに貼り付けて、せっかくの宮っteaの今日のかっこいい雰囲気が崩される笑 すぐにそれは宮っtea自ら取ってましたけど。そんな須藤さんのきゃっきゃきゃっきゃぶりを見せつつも、ダーティーな世界はやはりかっこいい曲。またもやぐちゃぐちゃに踊りまみれていたのだけど、曲間にまた須藤さんは先程のガムテを取りだし、宮っteaに貼り付けようと画策しているのを見て笑ってしまう。今度は宮っteaのストラップの真下、ストラップと同じ角度で貼り付けようとしていたのですが、汗をかいていて貼り付かない様子。二回ぐらい繰り返しトライ。宮っteaは弾きながら何か叫んでいましたが(「何されてんだー!?」とか叫んでいたらしい)、結局貼り付いたのかな?
そんな風に散々いじられたので、気が抜けてしまった様子の宮っtea。ダーティー最後の耕すようなプレイもにやにやして動きがめちゃくちゃ小さくなってしまってた笑
その貼られていたガムテはお客さんへ。
ああ、あっち側でスタンバっていればよかった!!


で、ロックンロールで本編終了。フロアをかき分けメンバー一旦退場。

斜め前にいたIちゃんと話をし始めたけど、すぐ戻ってくる髭ちゃんの面々。

そして須藤さんは「みんなの聴きたい曲をやるよ!」ということで突如始まるリクエスト大会。ベストフレンドと言っている人が多かったけど、私はカリメロー!と言っている方がいたのでそこに乗っかり挙手して「カリメロ!」と言ってみた。
カリメロは簡単だから、と須藤さんも乗るように見せつつ、気分では無いらしく、まだまだ続くリクエストのコール。
須藤さん笑いながら「いつもこれやって収集つかないから後悔するんだよね」と笑

そこでまた「ロバ!」や「兎!」の声がかかるのだけど、「動物の名前ばかり」と言う須藤さん。確かに笑

完璧に収集つかなくなり、宮っtea以外のメンバーに決めてもらおうということに。「宮川くんはさっき旅先案内人だったからね」
そこで宮っteaが「もう二度とやらないぞ」と言ったことから、またまた宮っteaに絡みに行く須藤さん。「なんなら今からMCやる?」
それを聞いたコテさんは宮っteaに自分の拡声器を差し出していた笑

話すの苦手だから無理、という宮っteaに向かってこそこそと耳打ちしに行く須藤さん。
「宮川くん、何の曲が聞きたいか皆に聞いてよ」
でも普通にお客さんに丸聞こえで耳打ちの意味が全く無いという。

丸聞こえしてるよ!と言いつつも、「須藤が何の曲がいいか聞いております」と笑いながら言う宮っtea。
須藤さんは、会場が狭くなればなるほど、宮っteaに「バンドメンバー」ではなく「地元の友達」として絡んでいく傾向があるよね笑
宮っteaも笑いながら、「ちょっ!」という感じで須藤さんの脇腹あたりを軽くはたいたりしていて、かなり素な感じ。この空間ゆえのゆるい雰囲気を間近に見れておもしろいです。

そこまで率先してだらだらモードを作っていたのに「馴れ合いはここまでだ」とぴしっと言う須藤さん。結局フィリポの「王様!」の一言で、王様はロバの言う通りをやることに。
でも、またまた「誰から始めるんだっけ?」と言い出す須藤さん。そして最初少し歌っただけで「歌詞が思い出せない!」ということで中断。もう、こんな展開でもちっとも驚きません笑
「親指とか白雪とかいうやつだよね?コウイチくんが○○*3と言うやつだよね?」と他人事のようにいう須藤さん。
そこでコテさんが軽いノリで「俺が歌う?」と言ったら、「あ、コウイチくん歌う?」とコテさんのおふざけに乗る須藤さん。
予想外な展開に「いやいやいや、歌詞わからないから!」とあせるコテさんがほほえましかった笑

「じゃあ、こないだやったDIYをやろう」ということになったのだけど、今回はコテさんが「え?どれ?」とあせっていました。いつもそういう時は宮っteaがそうなりがちなのに笑

で始まったDIYなのですが、テンポが通常よりやや遅く、そしてなんと須藤さんがラップ調で歌っていくという予想外な展開!生演奏のトラックにリリックを乗せに来たか!何、このえせヒップホップは!と大笑い。
ラップをしていても、手付きは溺れる猿の時のような感じでくねくねと。そしてまたもや歌詞があやふやになってた笑
でも、言葉をちゃんとリズム感よく乗せていくのがさすがと思いましたよ。友達は「あれは無いわ!」とすっぱり却下していたけど、意外にいけてた!
あ、そういえば二回目の灰にスモーク〜の部分では、須藤さんの声にエフェクトかけられていて笑った。

「適当過ぎたね。適当も行き過ぎるとすごいね」とはえせラッパーの須藤さん笑

で、そのあとはミスターアメリカ。で、ギルティー、もう最後の方の記憶は完璧どこかにいっちゃいました。コテさんが「よしよし」とずっと言っていて、よしよし音頭と言われてました。やっちった音頭に続いての音頭第二弾笑

というわけで、楽しかった時間はあっという間に終わってしまいました。ゆるい感じの髭ちゃんを目前で見れて、本当にチケットがんばって取った甲斐があったよ。
もう既におじさんの域に入ってる方々なので*4、こんな近くで見たら、「うわぁ…」と思ってしまうかなぁと思ったけどまったくそんなことなかった!サングラスを外して本当に楽しそうな須藤さんの表情に見とれてしまいましたよ。他のメンバーも演奏している姿が本当にかっこよかったなぁ・・・楽器を弾いている姿が本当に素敵というのはとても重要だな!と改めて実感ですよ。
あーいつも以上に感想がまとまらない!とりあえず、ますます髭ちゃんが大好きになってしまって困ってます、ということだな!笑

来年のエイプリルフールも期待してますよ。

そうそう、結構早い段階で須藤さんは汗だくになっていて*5、髪から汗がしたたり落ちているのもよく見えたのですが、あれはかなり髪の毛加工してるねー。あんなに汗かいても髪はうねらずまっすぐだったからね!うらやましい!
ライブ終演後、Iちゃんに「いやー私も縮毛矯正やろうかなぁ・・・」と言ったら、Iちゃんに「二時間近くあんな場所で(押されて)苦しんで、感想それ!?」と言われました 笑

*1:10番台

*2:と言っても、他にステージ上でパジャマを着ていたのは知り合いの男子1人ですが笑

*3:伏せ字ではなく、単に聞き取れなかった

*4:人の事は言えないのは充分承知です笑

*5:ふと斉藤さんを見てみたら、汗ひとつ見えない涼しい顔されてました 笑