みやこ音楽祭二日目

rku08042008-12-07



・昨晩4時に寝たのに、9時に起きてしまった。

・でも、サービスの朝ごはんを食べに行くには間に合わず(9時半までなんだけど)、洗濯機が直っていたので洗濯・乾燥などしてみる。

・今日も快晴。でも、寒い。11時半頃外出。室町通りをちょっと下って本日第一の目的地。シトロンサレ。

・本日の朝食の塩バターキャラメルロールケーキです。おいしかった。お店の雰囲気も素敵だったので、ゆっくりご飯もしてみたかったけど、とりあえずは血糖値を上げてみました。

・地下鉄に乗り北大路まで。そして、昨日Kさんに教えてもらったお店、グリルはせがわにてハンバーグ弁当をテイクアウトする。

・待つこと約10分。ビニール袋に入れられたお弁当を渡された瞬間、そのずしっとした重さにびっくり。中を見ると、どーんとしたハンバーグ。そして、もう一つ別の小さいビニール袋もあり、その中にはサラダが。こんなに食べれるのか?

・お弁当食べるため加茂川沿いへ行く。

・はい、どーん。これ以外にも白飯のパックが。すごい量だよ!

・まず白飯を食べて、そのおいしさに感動。ご飯がおいしいお弁当はそれだけで点数が高い。ちゃんとしている!そして、期待が更に高まる中ハンバーグを食べてみたら衝撃。この厚みでこのふわふわ感は初めて。おおおおおいしいいい!!

・付け合わせのナポリタン(これも半端ない量)などなど、どれをとってもおいしすぎる。昨晩もハンバーグを食べたけど、まったくの別物です。京都って洋食も何気にレベル高し!Kさんありがとう!!とひとり感激しながらばくばく食べていたら、あっと言う間に完食。

・おいしいものを食べてお腹いっぱいになったので幸せな気分で次の目的地、下鴨神社へ。










・家の親みたいに長いレンズのカメラを持った年配の方々が多くて(しかもベストスポットに団体のように固まっていた)、思わず笑ってしまう。

・そんな人たちが多くいたけど、やはりここはいいなぁ。糺の森は落ち着く。紅葉もちょうどいい感じのがあったし。

・今回はデルタに寄らず、出町柳から叡電に乗り、FANJへ向かう。

・最寄駅から適当に会場方面へ向かってみたら、普通の住宅街を通って行くはめに。「ここら辺に住んでいたら、FANJにむちゃくちゃ近いんだなぁ。自分が住んでいたら、あんな近くでくるりのライブあるなんてむちゃくちゃあがる!」と変なテンションの上げ方をしながら会場へ。

・会場に着いたら、今朝京都にやって来たMさんとご対面。うはーやはり来ちゃいましたね!笑

・そこでKさんとも合流し、ライブそっちのけでいろんな話で盛り上がる。昨日のクリトリックリスのことを熱く語る私とKさん。おばけのおばちゃんの内容を伝えている際に涙目になる自分 笑

・ステージとフロアを行ったり来たりで結局ライブをちゃんと見たのは騒音寺くるりのみ。キセルも見たかったのだけど、あまりの客席の混みっぷりに中に入ることが出来ず、外で聴いていたのであまり身が入らず・・・残念。

・で、騒音寺。相変わらずの迫力。相変わらずのかっこよさ。京都ならではの、京都ならでこそのロックンロールバンド。図太い音に思わず夢中。ビジュアルだけ見たら絶対聞かないタイプのバンドなんだけどね笑 なべさんが手を回すのがとてもかっこよかったです!

・そしてみやこ音楽祭をしめるのがくるり。セトリどん

1.飴色の部屋
2.ハイウェイ
3.鍋の中のつみれ (新曲)
4.愉快なピーナッツ (新曲)
5.太陽のブルース (新曲)
6.マーチ
7.リボルバー
8.夜汽車 (新曲)
9.夏の (新曲)
10.カラスのポーカロ (新曲)
11.ロックンロール
12.虹

アンコール
1.夢の中(BO GUMBOSのカバー)
2.東京

・3ピースかと思っていたら内橋さんがいてびっくり。3ピースを期待していたからなぁ・・・いや、内橋さんがどうのこうのというのではなく、大阪のFCイベントに行けなかった身としては、3ピースなくるりをすごい期待して来ていたものでね・・・。

・で、最初はちょっとがっくりきたのですが、でもライブは最高だった。ベースの鳴りがすごく良く、ベース好きとしてはそれだけでがつーんと来てしまったわけで笑

・気持ち悪いこと承知で書くのだけど、ハイウェイでのベース音を聴いた瞬間にすごくほっとした自分がいた。懐かしい気分でいっぱいに。すごく久々に聴いたわけでもないのに無性にそう感じた。結局はここなんだ、という確信。やはり、佐藤さんのベースが私は一番好きなのです。

・昨日聴いた新曲をバンドで聴いたら、また広がった感じに。昨日もいいと思ったゆかいなピーナッツが、またまた最強なことになっていた。ハイウェイっぽいのだけど、また新しい感じ。特に間奏に入った瞬間のトーンを落とした、ベースの淡々とした感じがつぼすぎて困った。あと、この歌詞。「踏切が開いたらさようなら」このフレーズですごく広がる風景。うわーー!

・マーチとリボルバーがまたうれしかった。マーチは二年前のみやこでも聴いたけど、今日はまた格別。前は佐藤さんは苦しそうに弾いていたけど、余裕さえ感じられた。この曲のひりひりっぷり、本当に好きなのです。

・アンコールはBO GUMBOSの夢の中。京都ならではの選曲です。今回は西部講堂では無いけれど、この地で歌うどんとの曲は響きが違う。佐藤さんの苦しそうなコーラスがまたすてきだった。

・そして東京。今年は西部講堂では無かったから来るかどうかちょっと迷ったけど、やはり来てよかった。今回のライブ中、一言では言えない感情が度々押し寄せ、その度に胸がぎゅーっとなった。毎回同じようにしめているけど、なんだかんだ言って、くるりが好きすぎてしょうがないのです。

・ライブ終了後、今回ご一緒した方々はこのまま夜行バスで東京へ帰るとのこと。ライブの余韻が残ったまま一人でホテルに向かうのがさびしかったので、思わず京都駅まで見送りに行こうとしたらKさんに「一層さびしくなるからやめた方がいい!」と止められる 笑

・その直後、Sさんカップルが本日京都泊と判明。というわけで喜び勇んで四条烏丸で飲む。

・Sさんカップルとじっくり話すのは初めてだったのだけど、いろいろ話せて楽しかったー。

・そして0時頃ホテルに戻ったのだけど、ライブの余韻やらお酒が入っていたこともあってとても感情が盛り上がってしまい、すごく感傷的なメールをKさんに送りつける 笑

・いやーだって、好きなものを追いかけていただけで、こんなにつながりが広がったというのが嬉しすぎてね。素敵な出逢いばかりでいろんな意味でくるりに感謝だよ!こんな気持ち悪いテンションのまま就寝しましたよ 笑

・それにしてもみやこ音楽祭。最終的には楽しかったけど、やはりいろんなことが今年は気になった。初日に行ってすぐ感じたのが、去年より内輪イベントと化してるなぁと。去年までは、いい意味での学園祭のりというかゆるさがあったけど、今回は悪い意味でのゆるさが多かったと思う。西部講堂を使えないという大きなハンデはあったけど、お金を取ってお客さんを呼ぶ、というのを念頭にちゃんと置いていかないと、来年以降ますます変にゆるくなっていってしまうと思う。くるりの一番最後の東京の時に、横でみやこ音楽祭の道のり的な映像を流していたけど、あれを見て「思い出作りもいいけど、曲に集中させてください」と思ったよ。去年までは、ちゃんとライブ終了後にそういう映像を流していたような気がするし。

・でも、来年、また開催されたら「とりあえずチケット取っておくか!」「とりあえずホテル押さえておくか!」という感じで気付いたら京都にいるような気もする 笑