色気がありますね

髭ちゃんが出るというのでスペースシャワー列伝 BIG 08に行ってきた。5バンドも出るというこのイベント、私の予想では、サカナクション→ペズ→髭ちゃん→サンボ→モーサムという順番だったのですが、ふたを開けてみたら、ペズ→サンボ→サカナクション髭ちゃんモーサムという順番だった。モーサムしか予想的中していないよ 笑


他のバンドの感想をざっと。

ペズ→初めてライブ見ました。というか、どんなメンバーがいるかさえもよく知らず、5人という人数の少なさにびっくり*1うまいとは思うんだけど、あんまりぴんと来なかったなー。

サンボマスター→観るのは数年振りだったけど、変わってなくて笑った。いや、山口くんのパンツがチェックだったということと、山口くんがギターを置いて、一瞬パルプフィクションみたいな踊りをしたという著しい変化がありましたよ!笑 山口くんの声はあのビジュアルと合わず(失礼!)、いい声してるよね。サンボは知ってる昔の曲をやってくれて嬉しかった。やはり「ぬくもりという名の獣道」というフレーズは名言!相変わらず暑苦しいけど、ちょっぴりうるっとしてしまったよ。特に最後に山口君が一人アカペラで歌った真心の曲がよかった。

サカナクション→予想よりかっこよかった。でも、何かが若干惜しい感じ。ボーカルがちょっとなのかも・・・スーパーカーに何かと何かを足して割ったような雰囲気。

そして4バンド目にお待ちかねの髭ちゃん登場!

ちなみにモーサムさんは見てません。髭ちゃんで大満足してしまい、モーサムさん見る体力がありませんでした…

今回の髭ちゃんセトリドン。

白い薔薇が白い薔薇であるように
ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
ブラッディ・マリー、気をつけろ!
ドーナッツに死す
Mr.アメリ
夢でさよなら
黒にそめろ
ロックンロールと五人の囚人
ダーティな世界(Put your head)
ハートのキング

おなじみのjackson sistersのMiraclesがかかったところに、宮っtea、斉藤さん、フィリポがステージに登場。宮っteaは出てきて、上に羽織っていたチェック*2の長めのシャツでのジャケットプレイをしたり。

うわ、久々の三人登場!何やるの?何やるの?と残りの二人の登場を待っていたら、宮っteaがモニターに足をかけて、白薔薇のイントロを弾き始めた。久々の髭ちゃん、久々の白薔薇始まり、宮っteaは若干お痩せになられたご様子で、とてもかっこよかった。
横では、フレッドペリーのポロに緑色のパンツの相変わらずの細さの斉藤さんが息をふーっと吐き出しているように見えた。呼吸を整えてるんでしょうか?笑
白薔薇のこのイントロはいつ聴いてもあがります。三人の出す音に既にぐいんぐいんやられていたところに、会場の左側が明るくなり騒がしくなった。どうやら、須藤さんとコテさんが、横扉から登場したら模様。うわ、やはり客席横からの登場か!でも、真ん中からは全然二人の姿は見えず、しばらくしてから見えた須藤さんは、上手側からステージによじ登る姿。登ってみたら、細いテープを体にぐるぐると巻いていた。久々ですが、あいかわらず 笑

今回はイベントだったから、それ用なセトリだったのだけど、とても楽しかった!久々のドーナツ!今回はそれほど前に行かず、上手側に寄らず、真ん中あたりで全体をよく見れたし、あと、イベントだから変に気合いを入れてなかったのもよかったのかも。期待しすぎるとね・・・笑 髭ちゃんのポップさがよく出ている楽しいライブだった。まぁ音は良くなかったですけどね。斉藤さんのギターの音が聞きずらかったり、コテさんの音も埋もれちゃっていたし・・・でも、ライブの雰囲気はとてもよかった。メンバーが楽しそうだったのがまた良かった。あと、今回改めて思ったのだけど、須藤さんて本当に色気があるなーと。Mr.アメリカやロックンロールと五人の囚人で、繰り返してシャウトしている姿にぐっときた。やはりこの人はこういうステージに立つ人だって思ったよ。人を惹きつける魅力にあふれてる。って、何を今更な発言ですみません 笑

ダーティの時にスタッフからピンクのガムテープを受け取って、予定調和について語る須藤さん。

「予定調和は好きかい?」

という問いかけに、客席から若干の「イエーーーー!」という声が 笑 くせでついつい言っちゃったんでしょうね。須藤さんはそのいえーーには触れず、「予定調和は大嫌いさ!」などなど言いつつ、手のガムテープを3、40cmぐらいの長さで切る。え、ヘブンスドアの時の様にこのスペシャの席でガムテ巻いちゃうの??と思う一方、切ったガムテの長さに、ちゃんとこの場を考えているなーとも思う 笑
そして切ったテープを手に、予定調和についてなんだかんだ言っているうちにガムテがぐちゃっとなり、一言短く「からんだ」と言ってそのガムテを捨て、もう一度ガムテを丸ごとスタッフから受け取り、先程と同じような長さに切って、ガムテで目隠しを。その長さだと頭のちょっと後ろに回るぐらいでした。やはり、この場を考え、剥がしやすいようにしたのね 笑
そして曲の途中で、スタッフにガムテを取ってもらう須藤さん。あら?もう取っちゃうの?と思っていたら、もう一度同じようにスタッフに貼ってもらってました。ゆるく貼ったら、取れそうになっちゃったのかな?
何はともあれ、その目隠しをして歌う姿もかっこよかった!私はダーティな世界が大好きなので、ますます踊ってしまいました。

がっつり10曲やって髭ちゃん終了!ここで体力が尽きてしまったので、AXを後にしてしまいました。次回のzeppも楽しみだー

*1:スカバンドと比べてだけど。まぁ比べる必要もないけど

*2:更にチェックの帽子を被っていた。チェックを入れると今年風だってラジかるッで植松晃士も言ってたよ!笑