スリーピース


さりげなく行ってきました、若者の為の祭典、young flag @zepp tokyo。以下羅列。

15時過ぎ、ライブには行かないTをお台場まで呼びつけ、レインボーブリッジなんぞが見えるボエムでお茶(アップルパイおいしかった!ミルクレープなくなっちゃったのね)しながら、「秋デートがしたい!」とか「かせりょうな元彼が欲しい」とか妄想的な発言を繰り返したあと、Tと別れていざZeppへ。

あまりの客層の若さに「本当に申し訳ないと思ってる!」とジャックバウワーな感じで開演ぎりぎりにZepp内へ。

「最初はバックホーンだろう」と勝手にたかをくくっていたけど、開演五分前にステージをまじまじと見てみたら、「このセッティングはどう見てもくるり!」と慌てて一番前の扉方面に向かう。

開演と同時に、上手側の結構前の方にするりと。ステージの人達のほぼ全身が見えるいい位置をキープ。

最初の演出を見ていて、ハチクロの修ちゃんの台詞を思い出す。*1

校長と教頭の小ネタのあとは、くるり登場!

くるりの二人+BOBOの三人編成。

考えてみたら、私は三人編成のがっつりとしたくるりのライブって見たこと無いのよね。

セトリはこんな感じ。

ブレーメン
さよならリグレット
かごの中のジョニー
飴色の部屋
ロックンロール
東京


正直セトリに目新しさは全く無いのだけど、ライブの内容が本当に良かった。良すぎた。

最近の豪華なサポートの方々の良さを認めつつも、がっちりとしたロックンロールバンドなくるりを見たいと実は内心思っていたのだけど、今回のシンプルな編成での演奏がその想いを叶えてくれた。

三人が最初に鳴らしたブレーメンの音の濃さに、嬉しくて泣きそうになった。
音に包まれ、体の側面がぞくぞくし、頭がぼーっとしてしまう。

アレンジされたギターのイントロにその曲だと気付かなかったさよならリグレット、三人の鳴らす音はロックだった。
BOBOの力強いドラムに佐藤さんの歌うベースが乗っかり、岸田さんのギターがずっと鳴っている。
そして岸田さんが歯茎を剥き出してリグレットを歌い上げる!


くるりがいてくれて良かった、と強く思った。


演奏はむちゃくちゃかっこよかったのに、MCはおっさんだった 笑

若い人の匂いがする、くんくんと匂いを嗅いでる岸田先生。若者向けか、えらい饒舌でした。

そしてメンバー紹介では自らを「アジアンカンフージェネレーションのゴッチです」と紹介する岸田先生笑

かごの中のジョニーの後半のサイケ空間は今日はちょい長めだったような気がする。つうか、三人でもこの曲いけるじゃん!

佐藤さんのコーラスも多めだったけど、BOBOもコーラス隊として大活躍。

岸田さんの腱鞘炎は心配だけど、頭を振りながら、ギターソロを弾きまくる姿に顔がにやけてしまう。

シンプルだけど、元の編成と同じ東京。
佐藤さんのベースもドラムが変わることにより進化してるなぁ。苦しそうにパーパーパッパッパ-とコーラスする佐藤さんに視線を奪われた!

30分ぐらいだったけど、がっつり楽しませていただきました!

ライブ終了後はロビーに出て、MさんNさんと合流。この日のzeppはなんとアルコール販売無し!売っているのはオロナミンとポカリとアミノバリューのみ!さすがイベント名に「ヤング」が入るだけある・・・。

アルコール無しかよーとぶーぶー言っていたら、マイミクさんとばったり。ロビーで「今日は最高でしたよね!」なんて言って話しこんでいたら、バックホーンが終わっていました 笑

バックホーンは見れなかったけど、とりあえずアジカンは見ようと中へ。

アジカン、トリだけあって一番人気だったなー。照明の凝り方がくるりとはまったく違っていた 笑

MCではメガネについて語るゴッチ。fujirockのレッドマーキー前で、「くるりの岸田さんですか?」と聞かれたことがあるらしく、その時は悪そうな顔して「そうやー」と答えていたらしい。悪そうな顔って 笑

アジカンは知ってる曲は1曲のみでしたが、ゴッチの声(MCも含めて)は結構好きです。

そんなこんなでさくさくとイベントは進み、21時前には終了!

あまりの早い終了にびっくりしつつ、せっかく早く終わったので、コンビニでお酒を買って、TOYOTAのショウケース前で真っ暗な海を見ながら三人で飲んでみた。

今日は本当にいいライブだったから、そのまま帰るのがもったいなかったんだよね。そして一時間ぐらい飲んでから帰った。

次のくるりは青森かぁ、その時も三人編成かぁ・・・いや、行きませんけどね!!

*1:「大人になったぐらいで何が変わるよ?せーぜー腰が痛くなったり、駅の階段で息切れする位だ」