OSAKA!

rku08042008-03-23

8時半に起床し、10時ちょっと前にチェックアウト。大阪への新幹線まで約二時間ぐらいあったので、とりあえず腹ごしらえ。

名古屋といえば!

モーニング。

それにしてもコメダって名古屋本拠地だけあっていっぱいあるのね。栄近辺で検索したら何軒も出てきてびっくり。
コメダ後は伏見まで歩いていった。名古屋も大きな街だね。でも日曜の午前中だからか人はあまりいなくて、それが不思議な感じだった。

再びN700系で新大阪へ。全席禁煙を指定するとN700系になるのかな?とりあえず乗ってすぐしたのは携帯の充電笑

10年までとはいかないけど、やはり久々の大阪。
新大阪から二駅の中津で途中下車。

遂に憧れのカンテGでチャイとケーキ!
…お腹が減っていたので、今回はカレーでしたが笑

いやーでも本当に来れて嬉しい。私のイメージはもっと狭くてインドインドした店内だったのだけど、結構広くて上にこざっぱりした感じなんだよね。
改装されていて、トータスが働いていた頃とは違うみたいなことを聞いたことあったし、数年前にトータスがカンテを訪れるのをテレビでも見たことあるので、だいたいの雰囲気はわかっていたけど、やはりここはウルフルズファンの聖地だなー。次は丸ビル店だな!


そしてカレーとチャイで満足したあと、そこには更に一時間ぐらいいた。
何故なら、髭ちゃんヘブンスドアのチケット取るのに奮闘していたから笑
何が悲しくて、地方にまで来てチケット取り…しかも、昨日のチッタは取れたけど、ヘブンスドアは当然のごとく取れないし!がーー!
ウルフルズファンの聖地を訪れても、本気で髭まみれでぼーぼーな自分笑
ま、そういうこともあるよね。

がっくりしながらもこの後ライブが控えているので気を取り直してホテルへ。
ホテルで一眠りしようとしたけど本気な眠りをきめてしまいそうだったので、着替えてなんばハッチへ。
どれぐらいかかるのかなぁと思いながらホテルを出たら、すぐ異様な形の建物を発見。


あれ以外の何物でも無いっぷりに苦笑しつつ、予想以上の近さに驚いた。

小雨がぱらつく中、ハッチそばへ。
いつの間にやら髭ぼーぼーとなっていた(にやり)Iちゃんとハッチ前で合流だったのだけど、Iちゃんが間違えて一つ手前の出口で出てしまい、道頓堀にいるという連絡が。
ど、道頓堀!?大阪ストラットのPVでお馴染みの大阪の名所、ということのみ分かりますが、具体的な位置関係がわからず。
とりあえず、地下街の出口案内の場所まで移動し、見ず知らずの場所をナビゲート。そして自分もIちゃんが来るであろう方向に向かい、ラブホ街で感動の再会笑
そしてまたすごいことに、その数m先にいた子がIちゃんにチケットを譲ってくれる子だったという笑

そして三人でハッチへ。
友達とライブに行くと変な勢いが出るよね、とりあえず予定外のストラップとタオルを購入笑

ハッチの中はそこそこ広かったけど、既にぎゅうぎゅう。さすが唯一のサンキューソールドアウト。一番の下のフロアに降りてお待ちしていましたら、少し遅れて開演。

昨日と同じくシルエットと白薔薇という、目にも耳にもおいしいオープニングに一気にあがる。
髭ちゃんのこんな演出って見たことが無いから、必要以上にあがってます笑

昨日とは違い、イントロが終わった瞬間に幕が開いた。
はい、昨日見たばかり。だのに、自分の中のバロメーターが一気に上がる。上がったついでにそそくさと前方に軽く移動。

セトリどーん。

1.白い薔薇が白い薔薇であるように
2.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
3.ギルティーは罪な奴
4.ドーナツに死す
5.王様はロバのいうとおり
6.黒にそめろ
7.MR.アメリ
8.B級プロパガンダ
9.GOO
10.君のあふれる音
11.ダブリン
12.せってん
13.vs ハワイアン
14.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
15.髭は赤、ベートーヴェンは黒
16.溺れる猿が藁をもつかむ
17.ロックンロールと五人の囚人
18.ダーティーな世界 (Put your head)
19.ハートのキング

アンコール
20.寄生虫×ベイビー×ゴー!
21.新曲
22.マヌケなクインテット

基本的に昨日とほぼ変わらないセトリだったけど、前評判通りハッチは音が良くって、昨日のダイヤモンドホールよりどっぷり音に浸れる気分になる。それにステージ自体が高いから見やすい。
宮っtea先生のベースプレイもよく見えます。
斉藤さんのにやりもよく見えます。というわけで、気付いたらまたもや重点的にこの人達を見ています。昨年末の決意はどこにやら笑
昨日と同様に最初から飛ばしまくりの曲に飛びはねていたところに来ちゃった例のイントロ。
その瞬間、高速横移動し、バーで区切られたゾーンを更に2つ前まで行って猿のダンス。
おかしい、いつから黒にそめろがこんなスイッチ曲になっちゃったの笑

黒にそめろの後が昨日と変わってMR.アメリカ。うん、これぐらいの位置でやった方がすごいしっくりくるね笑

B級プロバガンダの後半のサビに入る前の展開にすごくぐーーとくる。CDを聞いていてもそれは感じるけど、ライブだと更に迫ってくる感じ。

会場からのメンバーの名前を呼ぶ声に須藤さん「名前を呼んでくれてありがとう。五人いるから名前呼ぶのも大変でしょ笑 お返しにこの曲を歌うよ」と。

で、君のあふれる音。最近ご無沙汰だったこの曲が2日連続で聴けるなんて素晴らしいことだ。

そしてダブリン。
とりあえず最初に一つだけ言わせてもらえば…この曲で手拍子ってありえないから。
まあ、それはともかく、途中の宮っteaベースに乗ってうっとりしていたところ、一通り歌い終わってギターを下ろした須藤さんが、スタスタと袖に行く後ろ姿が見えた。
え、トイレタイム?と思っていたら(なわけない)、今度は、横になった脚立がコテさんの後ろを通ってやってくるのが見えた笑
もちろんその脚立を担いできたのは須藤さん!
そしてその脚立を立てて一番上まで登って「僕はダブリン!」と歌い出した。
面白すぎますから。
そういえば、この時気付いたけど、須藤さんは今日グレーのスエットではなかった。ツアー中はあれ一枚でずっと過ごすのかと思いきや。パーカーも黄色で昨日とは違っていた。*1
今日もまたVSハワイアンを。途中のピロピッピという音が無いのはちと寂しいけど、無くても充分面白いからいいや。
テンポ上がっていくのでフィリポ大変、と思いつつ視線はその前にいる一番楽しそうな斉藤さんに釘付け。

どこら辺でか忘れたけど、須藤さんMCで「おおきにー、一番最初に覚えた大阪弁だよ」と言ったら、会場から「まいどー」の声が。須藤さん「まいどは二番目だよ」その後も会場からいくつか声があったけど、「・・・きりがないので」と苦笑まじりに須藤さん笑

ブラッディマリーでまたもや盛り上がる。

溺れる猿では、コマネチを決めながら本気で飛びはねるコテさんを見て、勝手に元気づけられた自分。30代、がんばってるね!笑

ロックンロールと五人の囚人の時に更なる欲求が自分の中にむくむくと沸き上がり、そして、次のダーティな世界のおなじみストーイントロデュースダーティな世界の時にその欲求が頂点に達した。
「前に行きてええ!」←当方、34才。
そんな欲求にまみれたダンスフーリガンと化した私は、うわー!と前方に見えた隙間に更に突き進もうと、前にいた人を掻き分けて突進しようとした瞬間、太ももがバチーーーン!と何かに激突。
初めての場所で構造をすっかり忘れていました。ハッチのダンスフーリガンの突進を制止する為フロアにいくつか設置されている柵が、今まさに一人のダンスフーリガンの暴挙を食い止めました。

そして、掻き分けた人達に怪訝な顔されつつ、股の痛みをこらえて、気まずい感じでさっきまでの位置にすごすご戻る自分。
でも、ダーティな世界に行くことは忘れなかった!その場で我を忘れて踊りに踊ってみた。
本編最後はハートのキング。
「君たちのために作った曲だよ」

須藤さんの言葉は嘘だと思う。でも本当なんだと思う。なんかはっきりと言えないけどそう思った。

斉藤さんのギターが鳴り響く。フィリポのドラムに、自分の中でも何とも言えない感情が昂っていく。
そしてそこにコテさんが激しくシンバルを重ねてきた。
その音に、ただ立ちすくむ。
自分の中の何か出てきてしまいそうで、それを抑えるのに必死だった。
涙とか声とか魂とか、ちょっと気を抜いたら本当に出てしまいそうで。

アンコール。
宮っtea、斉藤さん、フィリポの三人が出てきて、寄生虫のイントロを。
そこに出てきたのが例のおかしな二人。紐でぐるぐる巻きにされた須藤さんと、その紐の端を持って歩くコテさん。そんな二人の口元は黒のガムテープで塞がれている笑

そんな二人が目の前に来た時の宮っteaの表情がおもしろかった。笑いながら「ちょ、お前それどうすんの!?」と言いたそうな感じで。笑

コテさんが須藤さんの口のガムテをはがし、「皆が待っていてくれてる間に捕らわれてしまったよ。とても怖かったよ!」と言う須藤さん。
続けて「亀甲縛りだよ!」とも。どう見ても普通のぐるぐる巻きだけどね笑
「でも皆が呼んでくれれば僕は何度でも蘇るよ!」とかなんとか言って体をくねくねしてロープを抜け、「今度は俺達が君達を捕える番だよ!」と。
いや、もうとっくに捕らわれてますから。ここまで来てしまうぐらいの捕われっぷりですよ笑
その後、須藤さんはそのロープの端を客席に向かって投げ、「これで君と僕らは具体的に繋がったよ」と(どうやら下手前方のお客さん達がそのロープを持っていたらしい)
そしてスタッフにそのロープの自分の持っていた所をガムテでぐるぐるにして右手に止めてもらっていた。
で、具体的につながったまま寄生虫。終わった後すぐ須藤さん、「これは物凄く弾きづらい笑」と。笑
結局ロープは外していたけど、「でも、僕と君らは抽象的に繋がっているって出てきた時から気付いていたよ」と。
「今日は本当に楽しいよ。 楽しいと楽しくないという選択の余地が無い二択だよ。本当に楽しい」とも言ってた。
そして問題作の新曲。桃のジュースという部分が無かったような気がしたけど、キャンドルライト部分は変わらず…笑
やはり微妙だなぁと思っていたら、曲の後「2日前に出来たばかりの曲だよ」と。「新曲が無いと失礼かと思って作ったよ。未来が見えた方がいいと思って」的なことも。
2日前って…まさにやっつけ仕事では…笑
でも、そういう髭ちゃんの姿勢は好きだよ。でも、今回は逆に未来が見えなくなった感がありますけど苦笑

で、最後にマヌケなクインテット。昨日は電波にのってだったけど、今日はこちらなんだね。
やはりこの曲の後半の部分に持っていかれる。

ふはーーやはり来て良かったよ大阪。


すぐそばのホテルに戻り、Iちゃんはそのまま東京へお帰り。
初めて聞く須藤ラジオの寄生虫を聞いて踊りながら、Iちゃんをお見送り。

明日は京都観光だー

*1:ちなみに斉藤さんのみ、昨日と同じ服装でした