NAGOYA!

待ちに待っていた髭ちゃん単独ライブ地方遠征デビューの日がやってきた。
最初は名古屋だけの予定だったのに、気付いたら日程に次の日の大阪も組み込まれていて、更に次の日、髭ちゃんとは全く関係無い京都まで組み込まれていたという。
まあ、そういうこともあるよね。

というわけで今回も新幹線で出発。観光スポットが無いという話だったので、ゆったりめの出発で新横浜に到着。
お馴染みの崎陽軒シウマイ弁当を食べるかどうか売店前で少し悩んだけど、時間的にもお腹的にも名古屋着いてから何か食べた方がいいな、と売店を出たところ、売店で何かを買っている人を目撃。
ちらっと聞こえた声といい、その姿といい、聞き覚え、見覚えがあり過ぎる…
その後、まじまじとその人をもう一度よく見てみて確信。
今から見に行くバンドのドラムのお方でした。
ひーーーーー!
そしてその後来た新幹線内にいたボーカルさんとベースさんも確認。
ええええ!(気が遠のく)
これは今年も遭遇運絶好調ってこと!?
自分の運をすべてこの運に注ぎ込んでいる可能性がかなり高いけど、とりあえずありがとうございます!←誰に対して言ってるのか

皆さんは私より一つ前の新幹線だった為、私はホームでお見送り。
何で同じ新幹線取らなかったの!?私のバカバカー、と年相応では無い小芝居を脳内で繰り広げたけど、自分の乗る新幹線がN700系だったのであっさりご機嫌に(笑)

新幹線の中でも興奮覚めやらず、寝るどころではなく。
とりあえず携帯の充電をしてみた笑

日本一を撮影してみたり。


名古屋に着いて、いろいろぶらついたが、やはり慣れない土地というのと名古屋駅周辺の人の多さにすぐぐったり。
結局、ホテル下のモスバーガーで腹ごしらえ。デニーズとモスバーガーの二択でモスバーガーをチョイス。地元レベルの二択です。
そして向かいのスターバックスで持ち帰りをしてホテルでゆっくりしてみた。

ホテル出る直前にエイプリルフールのヘブンスドアのことを知り、ちょっとわたわたしてみたけど、とりあえずダイアモンドホールへ向かってみた。
10年振りのダイアモンドホール。こんなんだったっけ?昔はもっとゴージャスだった気がしたけど。
そして当たり前のように客層が若い。若そう、ではなく若いと断定出来るぐらい。開場前に並んでいたとき、隣の二人組は今通っている予備校の話をしていた。
一回り以下かよ。

400番台の終わりの方だったのでロッカーが心配だったけど、あっさり入れることが出来、その後は一時間あたりぼーっと待ちつつ、SEで準備運動を兼ねちらりと踊ってみたり。

10分ちょっと?遅れて開演。

この後ネタバレあり。

某所で拝借、セトリどーーん。

白い薔薇が白い薔薇であるように
ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
ギルティーは罪な奴
ドーナツに死す
王様はロバのいうとおり
黒にそめろ
B級プロバガン
GOO
君のあふれる音
ダブリン
せってん
vsハワイアン
ブラッディ・マリー、気をつけろ!
髭は赤、ベートーヴェンは黒
溺れる猿が藁をもつかむ
ロックンロールと五人の囚人
ダーティーな世界(Put your head)
ハートのキング


アンコール
寄生虫×ベイビー×ゴー!
新曲
MR.アメリ
電波にのって

もーーー今回のオープニングのかっこよさったら!!
幕の向こうに五人がスタンバイして、ピコポコとしたかわいらしい音が聞こえてきたと思ったら、宮っteaのベースが。
昨年末にやっていたオープニングの曲では無く、なんと白薔薇
最初は幕は上がらず、各メンバーのシルエットが1人1人幕に浮かび上がる。
ここで既に卒倒。名古屋、最高!(早すぎ)
幕は二回目のアイヌ農民まで開かなかったけど、開いた瞬間の舞い上がった気分は一言で表すことは出来ません。
とりあえず思ったのは、後二回このオープニングを見れるなんて嬉しすぎるということ。

その後続いてハリキリ坊やや、ギルティーと来たので、久々の個性を全開にして踊りまくる。

そして、黒にそめろが始まった瞬間、たたみかけるギターのイントロに遂に全壊した私の個性。一気に前の方まで突き進んでしまいました。
「あれ?この曲、別にすごい好きじゃないのに!なんで私は前に行っちゃったの?」と思いながら笑
で、淫売ヒッピー!と暴れてみたのはいいものの、ほんの数m進んだだけで、音のこもりっぷりのひどさに「ああああ、ごめんなさい!やっぱりいいです!」と曲中じりじりと下がっていき、この曲の終わり頃、元の位置に戻っていたという。何しに前まで行ったんだか笑

そう、でもこのあたりで薄々思ってしまったのですが、ちょっと音がいまいちかなぁと。各音のバランスが悪いというかなんというか…。こうはっきり言えないのが自分のつらいとこだけど笑
あと、あぁ、やはり久々のツアーの初日だな、とも思った。前半はあまり皆の音ががっちりはまっていなかった気がした。
中盤のGOOやダブリンはもうちょいはまってればなぁ、ややいまいちで残念だ!
でも、やはりそう思っても髭ちゃんの音には踊らされてしまうのよね。惚れた弱味です笑

「斉藤くんがピアノを弾くよ」という須藤さんの言葉に再び卒倒。横見たら斉藤さんがキーボード前にスタンバイ。出発前にずっとバトル〜を聴いていて、斉藤さんのキーボードを最近聴いてないなぁ、有限の脳が聴きたいからキーボード持ってツアーに出ちゃいなよ!と思っていたのが叶った!と1人涙が出るほど大喜び。
…ま、曲は君のあふれる音だったのですが笑
でも、この曲も大好きだし、キーボード弾く姿が見れただけで充分満足です。

VSハワイアンをやったのには驚いた。というか、同じインスト曲でも、カオスインアップルのT/Mじゃないんだ笑

今日、いつもよりずっとにやにやしていた斉藤さん、この曲ではドラムに合わせて手を動かしたりと更にご機嫌な様子。

でここからまた盛り上がりな曲で。

溺れる猿の時に前に出てきたコテさんがかっこよかった!出てきながらペットボトルの水を客側に向けて振り撒き、そして拡声器片手の煽り役。うわ、腕上げたな!(何様?笑)
曲の後には、須藤さんと握手していたよ。
そういえば、有限の脳の後の曲では、コテさんがキーボードを担当していたね。

今日、須藤さんは赤地に黒の大きめなチェックのパーカー着用で、見るからに厚地だったので途中でパーカー脱いでいた。
脱いだ後、「名古屋は暑いね。衣装が台無しだよ(的なことを)衣装といっても私服なんだけどね笑」と。
うん、衣装では無いだろうね。パーカー脱いだら黒のロンTな上に、下はおなじみのグレーのスエット。寝巻き感満載です。

須藤MCはまたもやあまり覚えてないんだけど、印象的には、キャラづくりに疲れたか?と笑
今回はダーティーな世界のMCあっさりしていたしね。
エブリバディ、行っちゃおうか?(こんな感じ)を繰り返していて、ちょっと間を開けちゃったり。あと、やたら名古屋コーチンとも言っていた。「名古屋と言えば君達を一番に思い浮かべるよ。二番目は名古屋コーチンだよ。今度名古屋に来たバンドが名古屋といえば名古屋コーチンと言ったら怒っていいよ!名古屋といえば君たちだよ!」
名古屋コーチンより上!やったー!名古屋まで来た甲斐あったよ笑
それにしても、ちゃんと地方ネタ言うんだね。そんな変なとこに、一人「おおー」と思ったよ。
僕は都合がいいから、街中で会ってもそっけなかったりするけど、本当の僕はこっちだよ、ということも言っていた。そうか、さっき見かけたのは仮の姿だったのね笑

アンコールは宮っtea、フィリポ、斉藤さんが登場。フィリポが斉藤さんのマイクのところで「ありがとう」的なことを言おうとした時に、マイクの位置が高すぎて、そばにいた斉藤さんが慌ててマイクをフィリポの高さに直していたのが笑った。
そして、おかしな人達がいないまま曲が始まる。いつもこの位置にやっている白薔薇しょっぱなからやってしまっていたので、何がその変わりになるのかと思っていたら、寄生虫だった!
そしておかしな二人が登場。二人とも畳んであるビニ傘を持って登場。須藤さんは頭に宮っteaが先程まで被っていた帽子を着用。
というか、さっきから思っていたけど、須藤さんパーマかけた?裾の方がうねってみえるのですが、、もしや名古屋だけに名古屋巻き!?←名古屋巻きがどんなものかわからないのでイメージだけで言ってます笑

寄生虫で盛り上がったとこに新曲。
これがまたポップな仕上がりというか、軽いというか、なんというか…正直微妙笑
ぽんこつ、とか、退屈、とか、バナナジュース、とか、桃のジュース、とかママのジュースという言葉が出てきて、コーラスで「フフフッフーー」となる曲。
うわーこの曲どうなのかしらーと戸惑っていたら、あるフレーズだけがはっきり聞こえてきた。
「キャンドルライトがガラスのピアスにはじけてにじむ」
心の中で大爆笑。
ますます、この曲どうなんですか!?という気分になりましたよ笑

そこで浮かんだクエスチョンマークをかき消すかのように、間髪入れずにMr.アメリカ!
えええ、なんかこの曲の位置もおかしいんですけど笑
アメリカさんの後に須藤さん「今、新曲の余韻を味わう間もなく次行っちゃったね笑」と。
いや、私的には選曲はともかく、かき消されてちょうどいいです笑
それにしても須藤さんはそういうことを正直に言うなー。「セットリスト失敗だった」とかね。
そして最後は電波に乗って。
最初は何かしっくりしたものを感じなかった髭ちゃんだったけど、後半はがっちりと来た。電波にのってはよかったなぁ。

そして汗だくになってライブ終了。これは明日も楽しみだー、と一人髭ちゃんを歌って帰る名古屋の夜。

ぽつんと植わっていたこの1本が満開でした。

帰り道にひつまぶしを食べた後はホテルで名古屋の夜に乾杯!(男爵的に。髭つながりで。)
でもいい気分になりつつも、6月のCLUB JASONの電話予約は忘れずに!*1

*1:会場で入っていたチラシに、この先行電話予約の案内が入っていた。一番早い先行が名古屋って笑