ぐっときすぎたぜよ!!

というわけで、歌姫。
最終回、ほぼ泣きっぱなしでしたよ。
先週、最終回の予告を見た時に、太郎ちゃんは土佐清水での10年間を忘れてしまった雰囲気を醸し出していたから、そんな悲しいことってあるかい・・・・はいからさんが通るでは、少尉は紅緒さんのこと思い出しても、ラリサに助けられたことも覚えていたじゃん!!(漫画の話ですけど)、太郎ちゃんが土佐清水から出て行ってしまうのは悲しいが、あの太郎ちゃん時代の記憶が無くなってしまうなんて、それは死んだも同然だ、あの太郎ちゃんがもうこの世に存在しないなんて悲しすぎる・・・と一週間ずっともやもやしっ放し。
ドラマだとわかってはいるんだけどさー、もう出てくる人達がすごいその役にはまっていて、とても感情移入せずにはいられない。
土佐弁やら、太郎ちゃんの男っぷりやら、ずっと太郎ちゃんに一途な鈴のかわいらしさやら、美和子さんのつらい立場なのにすごい明るくて強い姿やら*1、毎週毎週ぐっときたぜよ!と言ってしまうぐらい、はまっていました。
で、最終回。もうね、やられた。確かに土佐清水前の勇さんの時の記憶が戻って、もう太郎ちゃんのこと忘れてしまったから美和子さんと一緒に東京帰る、という話の流れだったんだけど、実はちゃんと太郎ちゃんの記憶も残っていたけど、自分の娘のことを知って、その娘の為に自分の鈴への気持ちよりそのまだ見ぬ娘を選んで、そして太郎ちゃんの記憶を無くしているふりをして帰るという、太郎ちゃんの記憶が無くっなっているよりせつないことに・・・・。
もう、これを書いていながら泣きそうだよ!鈴のあのぼろぼろと泣きだしたシーンや太郎ちゃんがジェームスのみに語った時の涙のシーンが今もありありと目に焼き付いていて(涙)
でも、それが一番いい選択だったと思う。自分に娘がいることを知りつつ、鈴と結婚することは出来ないだろうし、もう土佐清水のことを何も覚えていないということにするのが一番鈴のことを思った行動だと思うよ。
お互い離れ離れにはなってしまうのは何よりつらいことだろうけど、太郎ちゃんは東京で美和子さんとさくらと幸せになったろうし(しかも、さくらは歌姫になったし)、鈴も家族や土佐清水の人達の変わらない愛情の中で、自分のことを何より大切に想ってくれているクロワッサンの松と幸せになったんだろうね。そして何十年後にお互いの孫が出会うというのがねー予想出来るけど、べただけどにくいよ*2
ストーリー的にはそれほど目新しいものは無かったけど、とてもいいドラマだったと思う。当分は思い出し泣きしそうだわ(笑)

*1:あと、美和子さんの髪型やら服装もすごく好きだったわ

*2:しかも、名前が「旭」と「ルリ子」という太郎ちゃんが子供につけようとしていた名前だというのが!!