rku08042006-12-05

*[ライブ][くるり]みやこが川崎にやってきた!
ヤァヤァヤァ!
というわけで、みやこ音楽祭 in CLUBCITTA'に行ってきたよ。
つい二日前に京都ですごいライブを見させてもらったのに、また今日もライブなんて贅沢すぎる。旅行帰りでくたびれた体でも軽やかに川崎へ向かう・・・気分なんだけど、やはり年には勝てないもので、チッタに着いた頃には会場時間過ぎていた。川崎はいつ来ても遠すぎる!*1でも、それにしても仕事休んでいたんだからもっと余裕のある行動出来たはずなのに(笑)でも、京都で買ったみやこTシャツとくるりパーカーという、格好だけはやる気に満ち溢れていたけど(なのか?)*2
会場に入ったら、京都であった看板が置いてある。数日前なのに既にすごく懐かしく、ちょっと感慨にふける。自分の書いた間抜けな落書きともすぐさまご対面。スタッフは京都と同じくつなぎを着て働いてます。
荷物をロッカーに入れようとしたけど、もう1Fのロッカーは満杯の様子。これはもう吹き抜けの廊下上のロッカーしかないのか?と移動しようとしていたら、見計らったかのようにKさん登場。もう「くるりのいる場所に行けば自然と会える」存在だ(笑)
上のロッカーに荷物を預けた後は、その下のラウンジへ。私は途中で買ってきたおにぎりをそこで食べる(笑)ほんと休みなんだからもっと余裕のある行動出来たはずだろう自分・・・。
そこでだらだらしているうちに頭上の画面では人がずらーっと並んでいる映像が。あ、始まっちゃったよ!というわけで、最初のスタッフ一同のご挨拶は見ただけで聞けずじまいだった私達。だらけすぎだ。
一杯+腹ごしらえを済ませ会場内に入ったらlucky lipsだったんだけど、すぐ終わってしまった。なので、わかってくれないは東京でも聞けず。だめだめすぎるよ自分。
転換中にロビーに出たら、1Fロッカーの奥の方には京都で見た虎の絵看板とちょっと高めの手作り感に溢れる即席ステージらしきものが。そしてスタッフさんが「今からビザルブルースのライブが始まりまーーす」と。へー川崎でも2ステージなのね、とりあえず見に行ってみるかぁと軽い気持ちでほぼ最前で見たんだけど。
ビザルブルースやばかった。
まず全身黒く塗っているあの姿でも衝撃なのに*3、ギターで狂ったようにかき鳴らす音に歌(というより叫び)、あとパフォーマンスは完璧に常人のものではなかったよ。しかもいきなり高めのステージをジャンプし、下に膝から飛び降りてくるし!最前にいた私達(といってもステージから数m離れていたけど)はとりあえず逃げるのに必死(笑)でも、やばいもの見たさに目が離すことが出来ない状態。なんじゃあの人。かと思えばギター持ったままでそのまま横のロッカーの上に飛び乗り、そして弾きながらどんどん歩いていき、しまいには二つのロッカーに足をかけて演奏。あれ、コードの長さがもっとあったらもっと入口の方までいっていたに違いない。
そして20分弱?のステージを終えたビザルブルースは強烈な印象と謎を残して奥に去っていった・・・・。すごい・・・あんな人がいるなんて・・・・しかも東京編で見てしまうとは(笑)
インパクトを受けた後にはまたまた強烈なLimited express(has gone?)。京都で見た時は(自分的にあのボーカルさんがつらくなって)途中で断念して出てきてしまったんだけど、今日見てみたら意外に良くてびっくり。あのベースとドラムの出すグルーヴが結構自分の好きな感じで踊れるものだったので、最初から最後までがっつりと踊ってきた。
その後再びロビーに出たら特設ステージでは今度ゆーきゃんのステージが。今回もかなり前の方へ。さっきのビザルブルースでは突然のジャンプ攻撃があったからちょっとびくびくしながら(笑)後ろの方も見れるように座ってくださいーとスタッフさんに言われ、後、ゆーきゃんさんはマイクを使わないらしいので前に詰めるようにとも。ゆーきゃんも京都では見ていなかったのでまったくの初なんだけど、本当に声が小さかった。でも、きれいな歌声だったよ。先ほどの阿鼻叫喚のステージとは大違いだ(笑)でも、二人共ステージは良かった。
そして物販などを見ていたらビザルブルースのDVDが売られているのを発見!しかもフジロックの期間中に1人富士山に登り、1人富士ロックをしてきた記録・・・・(笑)しかも何十時間もの記録を一時間弱にまとめているらしい!すごすぎるーー。そのDVDについてスタッフさんといろいろ話したけど、まずDVDのジャケに書いてある連絡先の番号が個人携帯の番号になっている(笑)そして、そのスタッフさんが言うところによると、彼は素足にサンダル履きで京都から川崎にやってきたらしい!ひいい!恐るべし。これから彼は要注目かも。でもDVDを買う勇気は無かったけど(笑)
その後は少年ナイフをちらりと。この人達は長年やっているけどコアなとこは本当に変わってないんだろうなぁという印象。(正直あまり聞くタイプの音楽ではないので・・・・)
少年ナイフの後はおまちかねのくるり。Kさんと待っている時に横のスクリーンでは京都での映像が。その時くるりのステージの映像もあったんだけど、岸田さんがすごい勢いで頭をぶんぶん振っているのを見た瞬間、私とKさんの間に「ビザルブルース=岸田繁」説が(笑)でも、「あんなに長くない」*4ということですぐさまその説終了(笑)
くるり兄さんが登場した際にかなり後ろから押されて思いのほか前の方まで行ってしまう。大きいところで見るのもいいんだけど、やはりこれぐらいの距離で音を直に浴びれるのが好き。
京都と同じ尼崎の魚で始まったけど、「困難だーー」のコーラスの時の達身さんの声がすごい大きくてびっくりしてしまった(笑)いや、でもそんな達身さんもいいよね(笑)今日もまた達身さんのギターがぎゅんぎゅんにかっこよかったーー。
セットリストはこんな感じ。
尼崎の魚
Ring Ring Ring!
マーチ

五月の海
ハム食べたい
Old-fshioned
オールドタイマー
リバー
東京

思えば2年前、ここで見たマーチによって完璧ノックダウンさせられたんだよね。また再びこのチッタで聴けるマーチにまた胸がつぶれそうになる。でも、あとでの岸田MCで「マーチという曲の後で街、Old-fshionedという曲の後でオールドタイマーという曲をやりました。つまり僕らも30越したのでそういうことを言いたくなりました。」てな感じのMCを。だじゃれかよ!(笑)
始まる前にKさんと何やるかね?と話していたけど、京都最高だったからこの際もう京都と同じでも構わない!と言っていたら本当に1曲増えただけであと同じとは(笑)でも、そのプラス1曲がリバーだなんて嬉しすぎる。生で聞くのは二回目のリバー。ベースの音色がとても優しすぎてそれだけで泣きそうだ。
熱く鳴り響く音。刺さったり撃ち抜かれたり。でも、最終的にはほっこり包まれている感じ。東京編でもみやこ魂(?)をこれでもかと見せてくれたくるり兄さん、最高です。
最後はみやこスタッフ一同も出てきてご挨拶。本当に京都東京と楽しませてくれてありがとう。東京編にはスペシャルで来場者全員に黒おたべのお土産まであるとのこと。すごい太っ腹だ!ここでくれるとわかっていたら、京都で買ってこなかったのに(笑)
ライブ終了後、上のロッカーまで荷物を取りに行ったり、階段で間違えて物販の長蛇の列に並んでしまったりとしたので、外に出るのにやたら時間がかかってしまった。パンフも欲しかったんだけど、明日仕事だし速く帰りたいからパンフはいいかぁと。ライブ中にはぐれたKさんに終演後何度か携帯で連絡を試みたけどうまく行かず、明日あるから申し訳ないが帰るか、とチッタを出て歩いていたらKさんから電話。チッタからはちょっと離れた距離。歩きながら「ごめん、明日あるし帰るよーー」と伝えたら、Kさんから衝撃の一言。
「物販に三人がいるんだけど!」
言葉を発する前にUターン。そして勢いよくそのままチッタへ逆戻りする自分(笑)
そしてチッタに再び入った瞬間、目に入ったのが物販でにこやかに握手をしているくるり兄さん達!ひーーーー(驚愕)
そこで無事Kさんと再び会え、もちろん二人してそのまま物販の列に並びました(笑)
ちなみにその時の列の最後尾は階段、上のロッカーのある階・・・・。それから数十分、「どうする?どうする?握手出来ちゃうんだよ!」と慌てふためく三十代二人組。だってねぇ、くるくる節の秘孔ツアーの模様を見るたびに羨ましくて羨ましくてしょうがなかったあれが、ちょっと違うけどここで体験出来ちゃうんだよ。これで興奮するなって方が無理(笑)
そして遂にその時がやってきたーーー(大げさ)
まず川本君からみやこパンフを購入。川本君、にこやかでいい人だったー。そしてその横には佐藤さん・・・でも、その正面に立つ前に「Tシャツですか!?」と佐藤さんに大きな声で言われる(笑)*5「いや!Tシャツはもう買っているんで!」と着ていたTシャツを佐藤さん達身さんに無理矢理見せびらかす自分。そして佐藤さんに握手をしてもらう際に「佐藤さんのベースが大好きです!」と告白。達身さんには「達身さんの魅力に最近気付きました!」と。*6緊張のあまり行動がいつも以上におかしくなってます。そういえば、達身さん手が冷たかったなー。ラジオで冷え性と言っていたのは本当なのね。そして、にゃっきーくんに「がんばってください」と声をかけた後に座っていたのは岸田さん。ここで本当に心臓が止まるかと思った。佐藤さん・達身さんは前に握手してもらったことがあったから、めちゃくちゃ緊張するけどまだ免疫が。でも岸田さんは近くで見たのはまzeppでの人間通の時のみ!(笑)つまり今日が実質初ですよ。もう姿が見えた瞬間に「うわ、本物!」と思い、のけぞってしまった。だって、くるりで歌っている人だよ、この人!(興奮のあまり壊れた)そして残りの人よりかなり疲れきっていたご様子の岸田さんには本当に言う事が思いつかず、いきなり「は、はじめまして」と言ってしまう。不審者度最強。そして、その後何を言ったかまったく思い出せません(多分言っていたとしても変な事間違いない)握手がいっぱいいっぱいで、そのまま退場。そして再び黒おたべを成り行きでもらってしまう自分(笑)そして興奮状態でKさんと別れ南武線へ。いやーーーもう今日最高過ぎる!と思っていたら、電車が登戸駅のはるか手前までしか行かない電車で、訳も分からず下ろされ後続の電車が来るまでにあまりの空腹に、さっきもらった黒おたべを食べだす始末(笑)最後の最後まで私らしい顛末だよ・・・・。
それにしても、岸田さんにもっとちゃんとしたこと言いたかったなー。
岸田さんの作り出す音や、歌詞、歌声がすごい好きです、とか。
まぁそれはまた次回だな。

*1:でも、昔その隣駅で働いていた・・・すごいな自分。若かった。

*2:ただ単に服装考えるのが面倒くさかったんじゃ?という噂も・・・

*3:ジャンプしてきた時にほんのり墨汁の匂いがしたのは気のせいか?

*4:ビザルブルースは結構背が高く細い

*5:佐藤さんはTシャツの売り子担当だった。

*6:あとでKさんに「それも失礼な話じゃない?」とダメだしをくらう。確かに(笑)達身さん、すみません。