京都旅行記一日目

という訳で京都へ旅立つ。
新横浜駅で崎陽軒の幕の内弁当*1を買い一人優雅に新幹線の旅ですわ。
一人も結構いいかもーと思いつつ、既に不便に感じる事も・・・・。
駅でトイレに行こうとした時、人がいれば「荷物見ていてー」と言えるけど、一人だからトイレにでっかいキャリーを持ち込まないとならない・・・・・。
まぁ、たいした事では無いけど。
新幹線の中のBGMはずっとくるり。やはり禅君買っといて良かった。
特に車内で聞きたかったのが、「アマデウス」
青空の風景が流れる中、気分が否が応でも盛り上がる。
そして３時間。
遂に一人旅が本格的に始まりましたよ。

なんか暑いなー
ガラガラ大荷物を引っ張りながら地下鉄・市バス案内所まで行き、京都観光２日乗車券を購入。
地下鉄の切符を購入しようとしたら、最新の京meetsを持ったカップルに遭遇。やはり皆それを買うんだねぇ、と振り返ったら、駅売店で普通に売っていた。流石。
そしてホームに下りていったら、ベンチに座っている男の人が目に入る。
茶色いベロア？なジャケットと茶系のパンツ、髪がちょっと長め。
うわ、いきなり京都っぽい人発見だよ（あくまでも自分内京都男子のイメージ）
なんか70年代風学生っぽいなー。浪人生かなー。
電車に乗り振り返った時には既にその人はいなく、もう一回じっくり見たい（変態か？）と思っていたのでちょっとがっくりしつつも、既に頭の中では、「くるりの佐藤さんて、kinkiの堂本光一系ぽくないか？近畿系の顔なのか？」ということでいっぱい。
四条駅から歩く事数分。今回は三井ガーデンホテル京都四条に宿泊。
ちょっと駅から離れているけど隣に９９ショップ（これがかなり使えた）もあり、いい感じ。ただ、ロビーでマツケングッズがやたら販売されていたのが謎・・・・。
荷物を置いてそこそこにすぐ出かける。
目指すは壬生。去年、散々大河にはまった私としては、今回のツアーには外せない場所。
ホテルから歩いて10分ちょっと、あえて綾小路通 *2を選んで歩いていったら着きましたよー
まずはここ。光縁寺。

小さいお寺なんだけど、ここに新選組隊士が数人眠っているですよ。
戸を開け中に入っていくと、お寺の人が出て来て簡単な説明をしてくれた。ここの人達も大変だな・・・・そして奥の方に行くと古い墓石群。石が剥落してしまっているけど、「山南敬介」という字が読める。その奥には「沖田氏縁者」のお墓も。
その手前にある墓石にも知っている名前がいくつかあり、自然とそれらの墓前で手を合わせる。お話の中の人達が急にリアリティを感じられるようになった。本当にいた人達だったんだなぁ。
お墓を後にし次は旧前川邸。前川邸は非公開なんだよね・・・残念だけどそれはしょうがない。
ここら辺にあの別れの格子窓があったらしい。あのシーンは泣けたよ。
そして八木邸へ。

うわわわわー本当に写真で見たとおりの八木邸だよ！（当たり前）
200年前に新選組がここにいたのか・・・・しみじみ。
中に入ると丁度説明が始まっていた。それにしても天井低いなー。これが刀傷か！そうかぁ八木さんは元々は武士の家系なのねぇ、文机もある！と一人、説明を聞きながら心の中で興奮。
その後は隣の和菓子店で抹茶と屯所餅を頂く。うまーい。

ちょっと曇っていたけど、心の中ではあのオープニング映像と「いとしきーともはいずこにー」のテーマソングが。

その後は壬生寺へ。中に老人ホームがあり、そこの送迎や、散歩している親子を見て、この人達はここが普通の景色なんだなぁと当たり前のことを思いながら壬生塚へ。

局長ー！
壬生界隈には1時間ぐらい？いたけど、本当に来て良かったー！
ただ残念だったのが、壬生邸前で写真をそこの係のおばちゃんに写真を撮ってもらったら、構図が上に寄りすぎだったのと（再びお願いする気にもなれなかった笑）、ずっと前から憧れだったカフェド武家屋敷がやっていなかったこと・・・・。
これはまた来ないとー！
カフェド武家屋敷でお茶をしようと考えていたので、ちょっと計画が狂った。
うーんどうしよーライブ前になんか食べたいしなー。そして、持ち歩いていた地図コピーを睨み、他の日に行こうとしていたここに急遽行く事に。
そしてそこから20分弱てくてく歩く。
それにしても暑い。9月も終わりだというのに28℃くらいあったらしいよ。
元々長い私だけど、影も更に長ーい。

到着ー

京都芸術センター内の前田珈琲明倫店
この建物はかつて小学校だったらしいんだけど、これがまたモダン！ビバ☆昭和モダン建築！こんな小学校通いたい！
もー激写しまくり。

このガラス窓の硝子が昔の硝子っぽかった。

そして食べたのがこれ。

ゴマサンド。お店の佇まいもいいし、これもおいしかったー。
斜め前でお茶しているかわいい女の子二人組の会話を聞きながらぺろり。この二人、見た目もかわいかったけど、京都弁で喋る声の感じもかわいかった。方言か・・・・なんか羨ましいなー。はんなり（意味がよくわかってない）
珈琲も飲みたかったけど、初日に珈琲飲んで胃の調子崩すのもなんなんで、紅茶でカフェ美。また来たいなーここ。
そして再び夕暮れの京都の街へ繰り出すのであったー。