吉原御免状

というわけで久々の新感線ですよ。
荒神(こういう字だっけ?)はジャニの勢いにあえなく敗退して見れなかった*1ので、去年6月のアカドクロ以来だ。
観劇自体も昨年7月の鈍獣ぶり。楽しみだー
でも、今回の吉原御免状は、噂によるといつもの新感線らしからぬ至極真面目な作りになっているらしく、いつも笑いを求めて行っている私でも大丈夫か?とちょっとドキドキ。
なんか衝撃なシーンもあるらしいし。エロなんだかグロなんだかわからないけど。
そして直前に友達から聞いた話では、今回のおひょいさん、かなりやばいらしい。
体調不良で台詞が覚えられず、袖から台詞を言ってもらってそれで芝居しているらしいと!
うわっ!それはまた違った意味でドキドキだよ・・・・
青山劇場へ。ここは大江戸ロケットぶりかしら?
あの時も主役が逮捕されてねぇ、いきなり主役交代ですからね。
しかも9.11だったのよ。友達の無事がお芝居直前にわかり、いろんな意味であの時もドキドキしていたなぁ。
今回は真ん中ぐらいの席。毎度のことながら、お昼の回なのに満員になるのはすごいね。
新感線パワーか、それ以上に堤真一松雪泰子というのもあるよね。
いろんな意味でドキドキした今回だったけど、見終わった後の感想は面白かったの一言。
おひょいさんも想像以上に大丈夫(笑)だったし、台詞をちょっとかんじゃった時もあったけど、それは主役の堤真一もかんでいたしね(笑)
あの淡々としたおひょいさんが良かったわー
ただ本当に笑いが無かった・・・・一番の笑いどころがおひょいさんだもんなー。
でも友達はじゅんさんの「待てィ!!」に轟天かよ!?と笑ってしまい、私は新太兄ちゃんの髪型に大笑いしてしまった。
だって、あの顔のサイズにあの髪型のボリュームはやばいだろ。つうか笑わせようとしているだろう。まぁ、周りで笑っている人はいなかったけど。
ミュージカル調なとこも無く、話がそうとっちらかることも無く、濃いい三時間だった。
ただ後半は自分がかなりだれてしまい、おまけに席がとても狭く、すぐ前が壁だったため足を伸ばせず、エコノミー症候群になるかと思ったよ・・・でかいとこういう時大変。
良かったのはオープニングのシーンだなぁ、今回はぐるぐる回るセットで花魁道中をしてくるシーンが映画みたくアングルを変えて、ゴージャスな衣装でうっとりしちゃいましたな。
提灯で「吉原御免状」となるのも、曲も良かったし。猥雑感が吉原!(って知らないけど)ぽくって鳥肌立った。
堤真一や新太兄ちゃんの殺陣も良かったしねぇ。松雪ちゃんはきれいだったし。
松雪ちゃんは一番最後に桜の下、どーんと立つところがとてもキレイだった!だてに顔が小さくないね!
でも、京野ことみはあまり印象に残らなかったなぁ。
つうか、新太兄ちゃんもじゅんさんも最初出てきた時、まったく気が付かなかった自分・・・
あと衝撃シーンはちょっとイヤだった。エロでもグロでもなく日本残酷物語だった・・・・
それはともかく、こんな新感線も良かった。
でも、次回はやはり笑わせて欲しいなぁ。
最終的に求めているのそこらしい(笑)

*1:でも、チケットはいつも友達に取ってもらってる