郷愁

姉に「是非これ見て!」とビデオを見せられる。
うちの親も見た様子。
なんの番組かと思ったら、NHK(アーカイヴス?)でやっていた羽田の番組だった。
1974年の新日本紀行の羽田の映像と今の映像を交えた番組だったんだけど・・・・
これ、本当にやばい。
何がやばいって、その74年当時の映像でうちのじいちゃんばあちゃんちのすぐ裏が映っていた。
うーわー
すごい見覚えのある景色!あの銀杏の木も赤レンガの堤防も懐かしい。
ここで二人が映っていたらなぁ。映っててもおかしくないのになぁ。
動いているおじいちゃん、おばあちゃんを見たかったよ。
この番組で大フューチャリングされたのが船大工のおじいさん。
父はこの人と話をしたことあると言っていた。
今、空港がある位置にかつて人が住んでいたということさえ知らなかった私には、この番組は興味深かった。
マッカーサーの命令により、48時間で立ち退かないとならなかったらしい。
その時この弁天橋を渡って・・・・という話の時に74年当時の橋が映る。
姉は「この橋、懐かしい!」と言っていたけど、私には記憶がそれほど無かった。
やはり6歳離れていると、頭に残っている映像はちょっと違うよね。
それでも、随所に懐かしい映像が。
自分の原風景にある映像が次々と出て来て、しかも今、かつて祖父母が住んでいたところは駐車場になってしまっているので、非常に感慨深かった。
今度、羽田に行ってみようかなぁ。