七夕の夜に

遠いところで近いところでいろんなことが起こっている。
その人やその人達のことを想い、一人泣いた。
その瞬間から、もう以前とは同じ気持ちになれないことがある。
決定的事実。
私にとってはあの3月、あの4月、あの5月。
傷は膿となってその周辺に近寄る度どうしようもなく泣けてくる、なんて感じの台詞があったのはsonsという漫画の中。
私はその台詞のまま、幾度となく泣いて胸が張り裂けそうになった。
多分、このままぽっかり空いたままなんだなとも。


でも、いつか笑える日が来るんだよね。
悲しい事実は消えなくても。
楽しいと思えて笑える日が来る。