逆にやばかったです。

お正月にテレビで放映されていた映画を何本か録画したので、見たい映画がたまりまくってる。

オリヲン座からの招待状を見ないと、と思いつつ、そんな純度100%(?)の映画を見てしまったら卒倒しかねないと思い、こちらを見てみましたところ、あまりにも好みすぎて逆にやばいことになった。

花よりもなほ 通常版 [DVD]

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もーーー大好き!こういう淡々とした時代劇が結構好き。見ていてにやにや。めちゃくちゃ弱いお侍さんの仇打ちという話だけど、同時に仇打ちの代表格・忠臣蔵の話が絡んでくるのが面白かった。仇打ちやらもののふとか、そういう「美徳」と扱われているのを、別の見方でいくのがよかったなー。桜が散るのを「来年も咲くのを知っているから散れる」とかね 笑

長屋の人達、というか出演者も全体的に豪華だよね。皆ちゃんとキャラがあって安心して見ていられた。新太兄ちゃんはええわー。いかにもな役でしたけど、やはりこういう役で無いと 笑 舞台の時と同様に出てきているだけで画面がしまるというか目を奪われるというか・・・(ただ単に自分が好きなだけ?)
田畑智子は顔がぱんぱんになる前で、おつねさんの時を思い出すよなかわいらしさだった。あと宮沢りえ!何故にあんな後家さん役が似合うのでしょうか?あの色の白さという美しさといい、こっちが見ていてどきどきしたよ 笑
でも、一番どきどきしたのは言うまでもなくかせりょうなのですが!あんなあばらが浮いているのに喧嘩強そうに見えないのに岡田君をぼこぼこにしちゃうし、あの斜に構えた薄汚い姿にやられましたよ。あの幼馴染にぼつりというシーンがこれまたね 笑

これは映画館で見てみたかったな。DVDをいつか買いそうです。