赤い電車、雨上がり、リバー

林立夫プロデュースのwowowの公開収録オムニバスライブ、ライブW soft edge -Winter Rhythm Selection 静寂と音楽の境界で- というのに行ってきた。会場は先日のpupaに続き、C.C.Lemonホール。完全招待制だったのですが、純情息子枠ではなく、wowow枠で当選。はりきって応募したら、整理番号がめちゃくちゃ良くてびっくり*1。会場にもはりきって行ってみたら、私達の前の整理番号の人達がことごとく集合時間に来ていなくて、最前列で見てしまいました 笑

言うまでもなく、今回のお目当てはきしだしげるだったのですが、他のゲストボーカルも、林立夫さん筆頭にバンドの方も豪華な面子で、本当に行ってよかったと思えるライブだった。バンドの人の演奏はさすが!の一言しかなく、聴いていてとても心地良かった。各楽器のハーモニーがまた気持ち良く、そんな演奏を目前で見れるなんて本当に贅沢。

ゲストボーカルでまず登場したのがハミングキッチン。ギターの方がどうしても髭男爵にしか見えませんでしたが笑、その方のアコギの音も気持ち良く、ボーカルの方の声も透明感があってよかった。オリジナルも林さんが叩いているという赤いスイートピーのカバーも印象的。あと、グーグーだって猫であるの曲も歌っていた。
そして河口恭吾大貫妙子、という普段見れない方々の歌を聴いたあとに登場したのが絢香絢香も考えてみたらとても人気のある人で、こんな間近で見れるなんてすごいことだなぁ、と後になってぼんやり思ったわけなのですが笑、いやーさすが一気に武道館までかけあがった人、という感じでしたよ。歌うまいし、かわいらしいし、そして21才とは思えない(今日がちょうど誕生日らしい)落ち着きっぷりには感心。貫禄すら感じたよ 笑 林さんのドラムも今までとは違う若い絢香に合わせたドラミングになってましたね。さすが。
ボーカルが変わりセッティングを変更する度に、舞台が暗転してこれから登場する人の録音した声が会場に流れるのだけど、絢香後のいきなりな京都弁の声に笑ってしまった。他のボーカルの人は湘南周辺に住んでいるとか、鎌倉で林さんと一緒にライブさせて頂いて・・・みたいなことを言っていたのに、今までの人たちとは明らかに雰囲気が異なっていたもんでついつい 笑
林さんとの出会いは細野さんの泰安洋行、ということをはなしてましたね。後では、ギターを弾いているけど一番好きな楽器はドラムということも言ってましたよ。
ベテランのゲストボーカルが遅く登場なのかな?と最初は予想していたけど、大貫さんの登場でそれは見事に外れ、まさかの絢香の後に岸田先生の登場にびっくり。やたら緊張して、手に汗をかきまくり。どうして?笑
アコギを持って登場の岸田さん。今回はめがね無しでした。何の曲をやるのかまったく予想出来てなかったのだけど、イントロ聴いた瞬間に声が出てしまいそうになるほど驚いた。まさかまさかの赤い電車
この面子で赤い電車って!
こんなゴージャス仕様の赤い電車なんて、と息も絶え絶えに驚いていたら、次の曲で更に驚いた。さらりと岸田さんが「雨上がり」と。NIKKIツアー以降に聴いた記憶が無いのですが。
雨上がりの後に岸田さんはチューニングをしながら会場に質問「クリスマスは皆さんデートとかするんですか?」
会場から反応が無く「誰もしないんですね」と淡々と 笑
緊張しているからこんな風に話してしまう、みたいなこと言ってました。確かに、イベントに出ると岸田さんは結構饒舌になってるような気がする 笑
そして、〆の一曲がリバー。
大好きな曲だけにうれしかった。ただ、自分、不器用なもんで、歌に集中してしまうと、演奏があんまり聴けなくなってしまうんだよね・・・困ったもんです。こんな豪華な面子なのに!
あ、でも、やはりくるりの曲に関しては、佐藤さんのベースが当たり前だけど一番だね 笑
鈴木正人さんもうまいんだけどね(特にコンバスの音がめちゃくちゃかっこよかった!)、赤い電車の時に特にそう思ったよ。
あと、漣さんのペダルスティールの音がこんなにくるりの曲に合うとは思わなかった!赤い電車やリバーですごくはまっていた。もう、今回で更に漣さんのペダルスティールが大好きになったよ。
きしだしげる後は小坂忠さん。さすがの貫禄。まさか本物を見れるとは。
その後、岸田さんを再び招いて、二人でありがとう。
うわーー細野さんと歌っていたこの曲だよね!!

アンコールでゲストボーカル全員が登場して歌うということになったのですが、林立夫さんの好きなくるりの曲、ということでチョイスされたのが砂の星。ええええええ!ここでくるりの曲でしかもそのチョイスって!
というわけで、登場した豪華ボーカル陣がコーラスという豪華な砂の星。ふれあいコンサートの時に聴いた時も思ったけど、これもいい曲だよなぁ・・・。

あっという間に濃い二時間のライブは終了。貴重なライブをみることが出来てとてもうれしいです。

帰りに会場前で、某さらさらベーシストとサポートのドラマーさんを発見。やはりちゃんと見に来ているのね 笑

*1:10番代