不思議なリンク

本日読み終わった本。

キッチン (福武文庫)

キッチン (福武文庫)

吉本ばななは実は初めて読んだのだけど、おもしろくて一気に読んでしまった。私にとっての「キッチン」は何だろう?自分はそこまでの絶望を味わったことが無いから、逆にその反対の気分を味わったことが無いんだろうなぁ。可もなく不可もない、そんな人生。
他の作品も借りて読んでみよう。

ふらりふらり帖 (Siesta!BOOKS)

ふらりふらり帖 (Siesta!BOOKS)

何の気なしに借りて読んだんだけど、よかった。淡々と丁寧なことばで書かれているのが好印象で、書かれている内容もいろいろ自分とリンクしていておもしろかった。行ってみたい鎌倉のイワタコーヒーのホットケーキとか、見てみたい映画のことが書かれていたりとか。興味深い内容が多かった。
一番最後に「数年ぶりに『ノルウェイの森』を読む」というのがあったのにちょっとびっくりした。なぜなら、この本と一緒に図書館でノルウェイの森を借りてきていたから。この筆者の人は、昔は理解せずに拒絶をしていたけど、今は純粋に美しさを理解出来た、と書いてあり、自分も高校生のときに読んではいたのだけど、理解が出来ず、途中で読むのをやめてしまっていたので、この言葉にうれしくなった。自分もそのように感じられたらいいなぁ。

でも、一番びっくりしたのが、2004年8月に町田に行ったときにとても印象的な夕焼けを見たという話。自分もその空を見ていて、印象に残っていたから、それがこのように書かれていたので驚いた。そして嬉しかった。こんなことってあるんだなぁ。あの空は本当にはっとするほどきれいで泣きそうだった。

読み終わってないけど↓

すみません、鉄なチョイスで。

電車に限らず、昔の街並みの写真を見るのが好きだ。訳もなく「昔はこうだったんだ!」と言うのが好きだ。で、そんな趣味の一環でこれを借りてきた。小田急線の昔の風景が見れておもしろい。でも、一番の理由は、昔の京急羽田空港駅の写真が載っていたからだ。

昔、祖父母が羽田に住んでいた。その祖父母を訪ねるときはいつも蒲田から空港線に乗り換え(直通が無かった)、そして羽田空港の手前にある終点の羽田空港駅で降りていた。単線でのどかな雰囲気の沿線、駅の雰囲気、当時は電車に弱くて行くのをいやがっていたけど、でも今思うとあの素朴さがよかった。懐かしくてたまらない。

なんかネットでいろいろ検索していたら、この空港線事情に一日にして詳しくなってしまった 笑

http://members.at.infoseek.co.jp/ginkota/new_page_32.htm

http://www.nihonkai.com/onokoho/13stn-tokyo-east.html

http://golgodenka.com/reports/railway/keikyu-kuko01/keikyu-kuko01-01.html

駅跡地は現在は駐車場になってしまってるんだよね・・・googleストリートビューで街並みを見ていたら、当たり前だけどすごく雰囲気が変わってしまっていた。祖父母の家があったところはきれいな家が建っていた。