ピーナッツ。

というわけで髭ちゃんピーナッツツアー最終日行ってきた。チケットを取らずにうかうかしていたら、いつの間に売り切れ。じゃその分、元旦の幕張で初髭決めてくればいいか、と思っていたら、なんと大晦日ノロ発症。 流行りに疎い私が何故そんなとこのみきっちりに流行りにのるんだか…と我が身を呪いつつ迎えた新年。体調が戻ってきたのと比例して盛り上がってきたのが、髭ちゃんがどうしても見たい!という気持ち。そこからチケット探しが始まり、みくしィでなんとか譲って頂ける方を見つけ、なんとか今日、2007初髭ちゃんを決めることが出来た次第。譲って頂いた方、本当にありがとうございます!(嬉泣)
開場時間18時少し前に恵比寿リキッドに着いたら、物販に長蛇の列で、二階ロビーは大混雑。うわ、これは早めに来て正解だ!ロッカーだけ抑えてリキッドを一旦離れる。腹ごしらえを済ませ戻って来て会場内に。チケット売り切れだけあって、人がすごく入ってる。髭ちゃんの時代到来と実感。おなじみのジャクソンシスターズのミラクルがかかってメンバー登場。斉藤さんが手を前に揃えて、ゆっくりとおじきをしたのがしょっぱなのツボ(笑)
某所で頂いたセットどーん
1 ネアンデルタール Punks Fuck Off!
2 MR.アメリ
3 ヒサシ,カリメロ
4 1mg
5 王様はロバのいうとおり
6 髭は赤、ベートーヴェンは黒
7 ギルティーは罪な奴
8 Good Feelin'
9 ハートに火をつけて
10 せってん
11 ランチ
12 アメニウタエバ
13 ブラッディ・マリー、気をつけろ!
14 ロックンロールと五人の囚人
15 白い薔薇が白い薔薇であるように
ENCORE 1
16 ドーナツに死す
17 ダーティーな世界
18 ハートのキング
ENCORE 2
19 Paint It Black

ピーナッツメインです。当たり前だけど。須藤さん、最初の方のMCで、「今日でツアーファイナルだよ。もうこれで、ピーナッツフォーエバーの曲をやらなくて済むよ」といつものあの調子で言っていた(笑)そんな須藤さんが好きだ。
このライブの感想をいろいろ検索してみると、髭ちゃんと客席の温度差とかとかで不完全燃焼なご意見がすごい多いのですが、私は一人で大盛り上がりだったので、あまりそれを感じなかった(笑)まあ、確かに須藤さんのMCや、右手の人差し指を口にあて、空気を探りつつ、とまどっている様子を何度も見て「おや?」と思ったり、ダーティな世界が今日はちょっと爆発に欠けるなぁとも思ったり、後で思うと思い当たる節も多々あったけど。でも自分は何よりこのライブに対する思い入れが大きかったのと、髭ちゃんワンマンで初めて前の方に行き、自分の枷を外してダンスフーリガンと化していたため、その状態に気付かないふりしてしまったよ。
後、いつものくせで前方上手側にいったため、須藤さんがよく見えないという位置にいたというのもあるかも(笑)ここでもリズム隊大好きっ子。*1
そんなリズム隊にがんがん注目して踊りまくっていたら、踊りすぎて途中何度も本気でよろけた(笑)周りの人にきっとびびられていたに違いない…でかい女ががんがん踊った後によたっている姿に。まさに「塔が倒れるぞー」と(笑)
聴けたら死ぬ!とここにも書いたヒサシ、カリメロが三曲目と早々に登場したのにはちょっとあせった(笑)こんなライブ始まった早々に死ねないから!しかも最初宮っteaはおなじみのアンプに向かってベース音独り占めしてるし!ずるいよ!でもすぐさま正面向いてくれたから良かったけど。危うくじらされ死をしそうに(笑)やはりここのベースと歌の絡みはライブで聴いても素敵だ。
1mgでは、須藤さんはおなじみの赤いカーディガンを頭から被ってジャミラみたいになったり。
ギルティーの位置が早くてびっくり。ここに来るか!と踊りまくっていたら、次の曲のイントロでギルティーを超えた驚きが。Good Feelin' !
なんなんすか、このCDを遥か何十倍も越すようなグルーヴ感は!?かっこよすぎるよ。 私が髭ちゃんを好きなのも、猛烈にビートルズ中期のサイケ感を感じるというのがあるんだけど(だからGood Feelin' を初めて聴いた時、「まんまトゥモローネバーノウズじゃん!」と笑いつつも、「つながった!」と興奮もしたんだけど)、その極めつけの曲を直に感じられ、しかも予想以上のかっこいい音に大興奮。まるでビートルズが目の前で演奏しているのを見たかのような自分の興奮に身を委ね踊りまくり。半分トランス状態。
その興奮にとどめを刺すかのようにハートに火をつけてをやられた日には、再びの「殺す気か!」状態。おぅ…今は只の平成19年だよね!? 今回一番最強な流れは絶対ここだな。ドアーズでのキーボードのイントロでさえあがるのに、ギターでこのイントロがまた更にあがるんだよなぁ。須藤さんの歌はセクシーすぎるし。あと、中間部分のリズム隊もやばかったー。コテイスイがメインの時はフィリポがしっかりキープし、フィリポがメインの時は宮っteaが引っ張る。
そんなトライアングルの演奏に聞き惚れた後は、斉藤さんのギターソロ。本当にこの人が一番いっちゃってるよね…。
大好きなドアーズの曲だよ。いい曲だよね、てなことを曲の後にいう須藤さん。それを聞いたコテイスイは「光GENJIの曲ではない?」と(笑)それを聞いて、そうですね、と苦笑まじりで素で返す須藤さんに笑ってしまう。コテイスイと絡むと必ず須藤さんはそんな調子になるなぁ。すごいぞ、コテイスイ!そして「僕はトシちゃん派」とコテイスイ。私はマッチ派(関係無し)須藤さんはそれをさくっと無視し「それでは、そんな君と僕のせってんの歌を。でも君と僕にはせってん無いけどね(笑)」と。せってん無いと言い切られたコテイスイ、曲の前に須藤さんがチューニングをしてる間に、今度は宮っteaに絡みにいく。「恵比寿だから、甘エビがいっぱい取れるねぇ」みたいな謎の発言を。そしたら宮っteaはコテイスイの顔を見て、「あ、甘エビ!?」と声は聞こえないけどかなり戸惑っているリアクションを(笑)。そんな宮っteaの背中しか見えないのが残念。ぽかーんとする宮っteaの表情が見たかったー。
その後のランチの前にはフィリポに話を降る須藤さん。「フィリポ、何の時間だっけ?」
ちょっとためらいつつもいい笑顔で「お昼!」とフィリポ。フィリポ、ドラム叩いてるときはすごい真剣な表情だけど、それ以外の時はいつもにこにこしていて、髭一の癒し系だ。そんなギャップが素敵だ。須藤さんは「でも僕らにはお昼という曲はないんだよ。」と(笑)フィリポが「…ら!」とにこにこ言って、「わかった。じゃ皆でランチの時間にしよう」という感じで始まったのがランチ。
ピーナッツは今までに比べると毒っ気が抜けた印象だけど、実際ライブで見ると全くそんなことなく。斉藤さんのギターが実際の方がキレてるしね。ランチの「さまよう僕らのフューチャー」のあたりのベースがすごいよかったなぁ。ベースラインもそうなんだけど、宮っteaの右手に惚れ惚れ。まあ、ここでもベース好きなもんで。
次の曲に入る前にまたもや須藤さん曲名忘れたふりで。「ハウエバー?ホワットエバー?フィリポ…あ、フィリポは関係無いや(笑)」と。で結局はアメニウタエバだったのですが。「エバ」つながりかよ!わかりづらいから(笑)
ブラッディマリーと五人の囚人と盛り上げていき、本編最後は白い薔薇が薔薇であるように。この曲の中間で須藤さん、「僕たちの関係はまだまだ修復可能かい?」と。そして、「修復するために必要なのは、コテイスイの腕立てだ」と…。「え?俺?」という笑い顔で前に出てきたコテイスイ。そして、やりだしたのは腹筋。数回やったところで須藤さん「お兄さん。それは腹筋だよね。」と(笑)そして今度は腕立てをし始めるコテイスイ。その間、須藤さんはコテイスイのドラムセットのシンバルを力いっぱい叩き始め、そのうち座って叩きだした(笑)のっとりだ。そしてコテイスイは腕立て数回でダウンしていた様子。そんなこんなで本編終了。
アンコールで出てきた時、置いてあったハロウィンちっくなパンプキンの置物を被ろうとする須藤さん。おちゃめだ。
アンコール一曲目は噂の新曲、ドーナツに死す!おぉーこういう曲なのね。髭ちゃんらしいね。曲の後にお客さんを「エブリピーチ、エブリグレープ、エブリオレンジ」という感じに呼んでいたなぁ。ピーチって言われて岡村ちゃんが脳裏に浮かんだ(笑)あと、お客さんに対する愛を語る様はまるで翔やんのよう(笑)
終盤のここでダーティな世界が。念願の2007初ダンスフーリガン!この曲の盛り上がりの時、ふと「今年の秋ぐらいには、もうAXクラスでワンマンやっちゃうんじゃないかなぁ」と思う。そしてハートのキング。あぁ、素敵な〆だー。須藤さんがちらりと見せるロマンティスト面がとても好き。この曲はまさにその面が出ていて好き。
今回もダブルアンコールが。斉藤さんが出てきた時、「イエーー」と言った後、再び改めて「おーーいえーーー」と。それを聞いた須藤さん「斉藤君の『おーいえーー』が出たよ(笑)」と。うん、確かにそんな感じだ。斉藤様のおーーいえーーーが出ましたぞ!と皆ざわめく感じ(笑)
最後に何をやるのかなぁ?と思っていたら新曲とのこと。でも、以前のクアトロで「新曲」と言いつつ、ブルハのトレイントレインやった前科があるから信用できない!と思っていたら、Paint It Black という曲名の本当に新曲でした(笑)しかもその曲名ったら。さすが髭ちゃんです。
新曲の時の斉藤さんの飛んだり跳ねたりが激しくて、どんな曲だか忘れちゃいましたよ。今回、そんなに斉藤さんの変な動きを目撃できなかったけど、曲の最後にギターを勢いよく弾きまくって、終わった瞬間ギターが背中の方に回ってしまって、見た目には鞄をななめがけした腕をだらんとさせた人みたいに何度かなっていて笑ってしまいましたよ。
やはり須藤さんの言葉遣いっていいなぁ。コテイスイの腕立て勘違い事件の時のつっこみ方や、ヒサシ、カリメロの「長いフライトで疲れたよ」という歌詞とかね。あと、MCの時に「アホのストーはやっと気付いたのさ」みたいなことを言っていたけど、その言い方が素敵だ。
やっぱり髭ちゃん最高だーー!と、そんなことを思いながらリキッドの階段を上がろうとしたら、驚きの張り紙があった。なんと髭ちゃん、五月にAXワンマン!えええ!今年の秋どころじゃなかったよ(驚)
うーーん、それはまだ早い気がするけど、でもどんなライブを見せてくれるか興味津々ですよ!*2
今年も髭世界をこれでもかと見せてくれることに期待だ。とりあえず、今日のライブ見れてよかった。改めて、チケット譲っていただいた方ありがと!

*1:決して、そんな風に言える年齢ではございませんが…

*2:というわけで、今月末で仕事辞めるというのにチケットを取ってしまった・・・(笑)