ごっつあんでーす

というわけで、くるりライブ 月曜の部行ってきた。まZeppご飯@Zepp Tokyoですよ!
一言でいうなら、マニア。二言目を継ぎ足すなら、ストイック。*1
くるり兄さんは手を抜かない。そして、相も変わらず変態だ。最後のあれなんて、普通思い付かないよ!(笑)
定時で仕事を(無理矢理に)終えて、東京テレポート駅に向かう電車の中で、偶然Kさんと会う。
七月のくるりっぷ以来のZeppだけど、私が熱くエゾ(主に行きの羽田での話)のことを語っている内にZepp到着。渋谷からだと本当に近い…。
物販で、Tシャツ見ながら赤ー!黒ー!とわーわー言いながら見ていたら、そばにいた物販の人(?)からTシャツの解説を受ける。「赤い方は(スプーンの絵)、お米が浮き出しているプリントなんですよー」
へーと感心しつつ、二人とも黒地に京都タワーの方を購入(笑)たわわちゃんはやはり売り切れていたー(涙)
お馴染の上手前方に行くとかなりぎゅうぎゅう。あれー前は前の扉もっと開いていたはずなのに今回closeされてるよ?おかしいねぇと二人で言ってみる。すっかり忘れていたけど、後で理由がわかり納得。ドアに関しては気付かなかったし、この位置は定位置だけど、ちょっと狙ってもいた(笑)
アナウンス通りの定刻開演。メンバー出てきた瞬間むぎゅーとなるし、前が見えない!きーと思ったら、もっと上手に寄れば空き空きなのがわかって、比較的前なのに快適ゾーンへ(でも後程ややきつきつに)
ライジングサン以来のくるりさん達です。マント着用です。お、佐藤さん髪切った?(タモ)
マントを脱いだ後の一発目は『ワンダーフォーゲル
すぐさまベースの音を探しだし、そのリズムに乗った上でくるり兄さん達を見るのが最近の私。見たとしてもベースの人がメインになりがち(笑)
『青い空』がまた一段と迫力を増していたよ!ばりばりとした音に爆撃される。何回か聴いているのに、また新たな感触。すごいよ。ところで佐藤さんがピック弾きしてるのこの曲で初めて見たんだけど、いつもやっていたっけ?新鮮な姿に釘付け(いつもだけど)
続けて、『ハイウェイ』岸田さんの歌うひとこと一言一言をかみしめる。旅行きてー(ライブがついてくるとなおよろし)
『東京』話は変わって〜あたりからだったかな?、細かい抑え目のリズムを叩き出したクリフ。そのクリフの方を見るようにして、ちょっとクリフ側に寄る佐藤さん。それを集中して見る私(笑)そしたら、暗い照明の中、五人それぞれにスポットライトが当たる。クリフ側に寄っていたため、佐藤さんのみスポットライトから外れています(笑)微妙に体右側が当たっているぐらい。照明効果がー!(笑)ドラムに向かって弾く姿は好きなんだけど、これは…立ち位置守って下さい。
またアレンジ変えたベースから始まったのが『ワールズエンドスーパーノーウ゛ァ』今日はしげるマイコンも無いのでシンプル仕立て。でも私の大好物には変わり無し!「ドゥルスタンスパンパン」にはきゅーとしびれたね!今日は岸田さん喉の調子がそんなに悪くなさそうで一安心。後半のジャムも無くあっさり終り、しっとりイントロ。『ハローグッバイ』だ!ひーー(嬉泣)あれ?なんかベースの方のマイク音量いまいちじゃないすか?コーラスが微妙に小さいよ!そこ要なのに!でも、ハローグッバイはいい曲であることには変わりないけど。本当に雨が降っている気がするよ。
『ばらの花』のあとは『惑星づくり』!うわーこの曲生で聴けちゃうんだ。必ず一曲はこの手の曲をツアーでやってくれるから嬉しいとこ。だってベースがかっこいいんだもん!(そしてやはりそこ)そういえば、この曲始まる前に、近くにいた男の子が倒れていた。すぐ周りに助けられ、外に向かっていったけど彼は大丈夫だったかなぁ。
前のツアーでもアーミーの時倒れた人いたらしいけど…。惑星づくり始まる前で良かったね、多分惑星づくりで更に体調悪くするよ。
それはさておき、惑星づくり。予想通りにベースラインがやばかったけど、クリフのドラムがまたかっこいい!ただの金髪じゃあないよ、あのドラムテクはすごい。どのパートでもそうだろうけど、この曲でのリズム隊の集中力は素晴らしい。こっちも息を飲んで見てしまう。踊ってはいたけどね。神経を集中して見た後は、またまた気が抜けない、いや抜けさしてくれない曲が!『ブルース』!去年のライジングサンの時聞いて以来。
その時は、睡魔に襲われた体だったので、ある意味幻の一曲。というかあのライブ自体幻…?今日はもー目かっちり開いてますよー脳味噌クリアーですよー。よっしゃ来いぃ!なんて気合い入れ直してみたけど、くるりの音にがつーんと完敗。そうだそうだ、初めてのライブでこの曲を聞いて胸に刺さったんだ。そして今日、また新たな刺し傷を受けたよ。体がぞくぞくする。言葉一句一句が、音の一粒一粒が、自分の体に直撃する。あー本当に完敗だよ!
薄黄色?夕暮れを思わせる色。これが飴色なんだ。大好きで大好きでずっと聞きたかった『飴色の部屋』この時の佐藤さんを目の前に見れるだけで幸せです・・・・。畳み掛けるような音にぐーっとなっていたら、今度は『リバー』!これも大好きで大好きでずっとずっと聞きたかった曲!これと花の水鉄砲を生で聴くためにライブ行っているようなもの(他の曲も聞きたいけど)このあたりはもうリズムを取る事もなく棒立ち状態。良かった・・・・今日来て(涙)でも、岸田さん歌詞抜けていたのにはちょっとがっかりよ(笑)
『春風』さっきのハイウェイの時と同様に音にかなり厚みがあって、2曲ともどちらかといえば弾き語りぐらいなシンプルなイメージがあるけど、今日はバンド!という感じがする。どこを切ってもくるりのロック魂が溢れている。そして『baby I love you』当初は「べたべたじゃん」と思っていたのに、今となってはぐっとくる1曲に。佐藤さんのコーラスがまた従来の音程に戻っていたのが嬉しいかぎり。(前聞いたときはオクターブ下げていたようだった。)「追えば つながるかな」という部分が「「forever つながるかな」と空耳してしまい、そこまでイッてもうたかと思ってしまった(笑)*2
この曲終わったあたりで後ろの方からスタッフの声が。「すみませーん、前の方空いているので、ちょっと詰めてくださーい」え?そんなこと言うなんて珍しいよね?という感じでやや前の方に詰めてくる人々。もうアンコール準備体勢なんだ…スタッフも大変だ。
この辺かなーMCあったの。野球話の後(基本的にわからないので、既に忘却の彼方)、岸「総理大臣てするっといつの間にか変わるね」みたいな後に「俺は選挙に行かない非国民やから」と言い「みんな選挙行く?」と客席に投げ掛ける。客席も微妙な反応(笑)そしてその後、ちょっと間をあけた後に、岸「この中でドラフト一位指名された人いる?」と。いないから!(笑)
この後は『Ring Ring Ring!』後半のジャムがまたすごかった、野球ネタばかりで(笑)*3そういえばあの時のギターのカッティングはまるでスカですよ。これはスカパラコラボを狙っているのか?は!もしやこの会場に今欣一がいるのか!(いないから)でもアレンジはどんどんロックステディぽくなっていったけど。最初は、岸「アツツツ」「アツツツツ」「夏」「夏」「タオルタオル」とそれぞれがエコー処理をされている感じで(笑)タオルと言ってから今回のツアータオルで顔拭いていた。そのまま物販宣伝入ると思いきや、曲は続行。そしてジャムりながら再び野球ネタ。「くわたはー巨人にー借りがあるのにー」とか「こないだ夢にガルベスが出てきたーついでにーガリクソンも出てきた」「ガリガリガリガリガリクソンー」というアホアホな感じが続く。そんなボーカルの後ろでかっこいいベースラインやギターやドラムキーボードが…その対比が面白すぎるのですが。そして達身さんのギターソロの前には、岸「大村達身のギターソロまで後20秒」と(笑)
その後は『superstar』うわーきたー。夏フェスの時に何度も聞きたいと思っていたこの曲。願いは叶わなかったけど、ここで聞けるだけでも充分。
この曲で更に盛り上がった後は、『ロックンロール』照明が一気に明るくなり、客席もステージもはっきりと見える。
目の前にはっきりと現れたくるり兄さん達を見て「幻じゃないんだ」と思ってしまう。夢でも幻でも無く、私の目の前にくるりがいるんだと変なとこに嬉しくなったり。この曲でも岸田さん歌詞抜けていたけど…(笑)
遂にラスト一曲に。えー!?という声に、岸「この一曲に百曲ぐらい魂(?)こめるから」という声で始まったのが『how to go』!
くるりのライブに行き始めて二年経つけど初めて聞くよ。CDだとそんなに来なかったけど、最初の音から圧倒される。この音の前には理屈はいらない。
ただただくるりの打ち出すロックンロールをこの身を持って受けるだけ。くるりの三人が弾きながら歌う。この三人がくるりなんだ。この曲がくるりなんだ。
本編終了し、再び出てきた五人。アンコール一曲目は『街』うわー!街聞けるんだ!RIJFでの街を目撃してしまったので、ちょっとどきどきしてしまう。でも、今日は喉の調子も良さそうだし、いつもと変わらないシャウトを聴けた。そのシャウトに持ってかれる。ううーー最高だーー。
そしてラスト一曲。これは遂にあれが見れてしまうのね。曲は『人間通』!この曲でもちゃんと佐藤さんがコーラスしているのね。ただでさえこの曲を最後に持ってくるのに笑ってしまうのに(「にんげんつうぁぁぁぁぁぁー」と叫ぶ姿に笑いが止まりません)、最後にクリフがスネアでマーチなリズムを叩き出したらスタッフが大太鼓やら小太鼓やらを持ってきたので、本当に腹の皮がよじれるほど大笑い。これが噂のあれかーー!佐藤さんが大太鼓(YAMAHAの文字入りで中学時代を思い出す・・・・)、堀江さんと岸田さんが小太鼓(岸田さんはホイッスルも吹いていた)、達身さんがシンバル。で、クリフがドラムに座ったままでそのままステージ上で皆で叩きまくる。うわーーー何この光景!噂には聞いていたけど、目の前で実際に繰り広げられる想像を超える光景に笑いが止まりません!達身さんが叩きながらくるくる回っているのがかわいかった。そして、小太鼓をクリフに託した岸田さん、おもむろに客席の方を向かって指をさした。で、指名された女の子二人組(かわいこちゃんだった)はステージに上げられ、「Q」と大きく書かれたオレンジ(ちょっと赤ぽかったかも)の旗持ちに。そしてそのまま鼓笛隊はステージを下手から下りて、客席の中を一周・・・・。そう、やたら前の方のドアがクローズされているのも、途中でスタッフが前行って下さーいと言っていたのもすべてこのマーチングのため。ていうか、何なのこれーー(大爆笑)事前にこのことを知っていたため、上手端側にいた私はそのまま柵のところに行き、マーチングバンドが通るのを今か今かと待ち構える。おーー徐々にマーチングの音が近づいてくる!き、来たーーーー!岸田さんが先頭で後ろ向きにホイッスルを吹きながらバンドを引率。(サザエさんのエンディングぽいと思ったのは私だけ?)近いーー!そしてその後には皆さんが叩きながら目の前を通過。みんな汗だくです。というかもう疲れきってませんか?(笑)そして再びステージに上がり、マーチングバンド終了。そしてマント裏返しに羽織ってくるり兄さん達は拍手の中去っていった。
はーーーなんなんだー?あれは!一体どうしてああいう発想が出てくるんだ?ライブも良かったけど、最後のあれに持っていかれた感がするよ(笑)
zeppご飯おいしかったよー。ごっつあんです!

明日も仕事があったため、Kさん達とはお台場で別れて一人家路に着く。それではまた明日!

*1:東京初日でちょっと固かったのかも

*2:純情息子の会報に書いてあった。ベースとギターの人が最初こう聞こえてしまったらしく「そこまでイッてもうたか」と思ったらしい 笑

*3:この後のMCでは、岸「野球の話ばかりしているので、ここからは球団の力を借りずにやります」と言っていた。