唐招提寺展と下町風俗資料館

仕事休んで上野へ。
まずは東京国立博物館平成館の唐招提寺展。
平日なのに人が多くてびっくり。
入ってすぐ盧舎那仏登場!あまりにもすぐで驚いた。
他に四天王像等があり、金堂と同じ配置にしているらしい。
何もない空間に仏像が置いてあるのはなんか不思議。
四天王やらも、かすかに彩色が残っていたり、削り後がよくわかったり、なんと言っても一木造りでこの細かい作り!等見ていて面白かったんだけど、やはり盧舎那仏!
圧倒的な存在感にやられたー。
手を合わせたくなる気もわかるわー。
普段は見れない後ろ姿も拝見。おー広い背中…。あ、はげてる。
螺髪が落ちちゃってるよ。そんな姿までご公開されるとは(涙)
至るところから盧舎那仏を観察。
他の仏像を見ている時も盧舎那仏が気になってしょうがない。
あれはもうただの像では無いね、きっと何かが篭っている。
だからこんなにも惹かれるんだろうな。
さすが「全宇宙にいきわたる真実の仏」
そういえば、一緒に行った姉が言っていたけど、音声ガイドを聞いている人で盧舎那仏を見て「最初で最後か…」と呟いている人が何人もいたらしい(笑)
鑑真和上像は静かな強さを感じた。
こんな穏やかそうな人の中に日本行きの航海を六回も挑戦した強い信念があったんだね…。
ヴァーチャル唐招提寺の映像を見たら、ちょっと酔ったけど、これは2009年に奈良行くしかないね!天平の甍を見ないと!
平成館の一階では仏像のひみつというコーナーがあったんだけど、これがまた面白かった。
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageIdB06&processId00&event_id1318&event_idx1&dispdate2005/02/19
如来やら菩薩やらの違いを初めて知りましたわ。
あと仏像にも流行りがあるのね。
平成館を後にし、本館へ。
前来た時となんか違うな〜と思ってパンフを見たら、昨年末にリニューアルされていたらしい。

前、来た時見た大きい仏像が見たかったのになぁ。残念。
でも、仏像コーナーが面白かったからいいけど。
そして、地下のミュージアムショップで仏像本(でも「仏像の見方」系の初心者向け)を読みまくる。
やばい…仏像に目覚めてしまったかも(笑)
今、一番気になる本

見仏記 (角川文庫)

見仏記 (角川文庫)

とりあえず唐招提寺展は行ってよかった。

仏像に目覚めた後は、下町風俗資料館へ。
下町の住まいを再現しているんだけど、靴脱いで上がることもオッケーなんだよね。
全体的にこじんまりしているんだけど、自分的にはツボな展示が多くて楽しめた。
駄菓子屋

番台。上がると結構高い。

テレビが四足!というかこのタイプのミシン、うちにあるよ・・・

一番の圧倒感があった招き猫。

「このポストは使えません」という表示が貼ってありますが、うちの近所にはこのタイプで現役なのがある(笑)